茶事のメインのお濃茶。
コロナ禍の最中ですのでもちろん各服点。お客様が3人なので次客・詰めのお茶碗を点前座下座あたりに予め置いておきました。
そして正客にお濃茶をお出しした後、下座の茶碗を取り、湯で温めてそれぞれ濃茶を練りました。茶入れの中には抹茶をたっぷり入れておきました。
茶銘は第一回第二回茶事では「嘉辰の昔」(上林)第三回第四回茶事では「祝の昔」(松北園)
中仕舞をといて続きお薄に入ります。
やはりコロナ禍ですから主茶碗を運んだあと、建水と共に次客・詰めの茶碗を重ねて持ち込みました。
途中に茶入れと仕覆の拝見所望の為初めのお薄は次客が頂きます。
続きお薄はあくまでお濃茶点前の続きですから、最後の拝見所望も「お茶杓、お棗の拝見」と言います。
拝見物は茶入・仕覆・茶杓・棗が返されます。
茶入は「飛鳥川」 ”昨日といい今日と暮らして飛鳥川 流れてれて早き月日なりけり” の歌が私の信条と重なりこの茶入れを使いました。
仕覆は「吉野間道」
茶杓は自作です。ずいぶん前に朝日カルチャーセンターで作ったもので銘は「道の友」と付けました。
棗は「菊唐草大棗」
棗は棚に飾り、後のものを下げて、最後の挨拶をして終了です。
タイマーで記念写真を。