宗恒の茶庭

「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など

何事も初回が大切

2018-12-08 14:42:00 | 茶道
今日の稽古は貴人清次花月をしました。
このところずっと貴人点、貴人清次の稽古をしていて、その集大成として貴人清次花月をしたのです。
生徒さんは6人でしたのでまず5人で始めました。
貴人畳には入らない、お茶を飲む人が最初から決まっている、貴人のお茶は次客が取り次ぐ、茶碗を縁中に取り込んでから皆で札を開ける・・・・等ちょっと特長を説明して始めました。
花月は度々しているので、歩き方や札の廻し方などは皆様分かっています。
途中多少間違えながらも、緊張の中 初回は終了。

初回参加できなかった方を入れて2回目をしました。
「2回目は先ほどの間違いをしないよう上手くしましょうね」と声掛けをしながら始まりました。
しかし、思ったほど特に上手くはできませんでした。
私も初回に比べてご指導に力が入らなかったのです。

やはり緊張感をもってできるのは初回ですね。緊張感を持続するのは難しい!
初回が大切!!

そう言えば、書の稽古でもお手本を見て何枚か書いても一枚目に書いたものが一番上手いということがあります。一番最初は緊張感をもって力強く書けるのです。
何枚か書けば上手になることもありますが力強くなくなります。

お料理でも初めて作るレシピは緊張して分量もしっかりはかって上手くできます。しかしそれ以後は分量もいい加減になってあまりうまく出来上がりません。

何事も初回が大切!
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