早春俳句選後小記
創刊号に続き この二号でも 「早春俳句」宋斤選 はp2~p28 500句を超えて掲載され、最後にこの「早春俳句選後小記」があります。
「早春俳句選後小記」の方法は、前回に試みた通り、先ず募集句稿を五、六人の人に作者なしで讀んで貰ひ、耳からの鑑賞を濟まし、次ぎに、同席を避けてはじめからの句稿を、今度は作者を通じて選をしました。耳と眼からの再三再四これを最善の選句法と信じて試みであつたものを今後の実施方法とします。
句の配列も前回の通り、句数には配慮なく大體において投稿順次と取りまとめ時の手勝手のままに不順とします。入選句数の多きものより句数成績順にせよとの希望も受けておりますが、句数成績は餘りに重視もしておりませんので、猶左の如くして置きました。むしろ僅かに一句しか採らなかったものでも数句に優る光彩あるものに注意して下さい。応募数は前回より大分多かったのですが、却って厳選に傾きました。今後は今少し厳選していきたいと思ひます。
たとへ落選の憂き目が続くとも倦まず努力を希望します。
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