富山きのこクラブの皆様
富山県中央植物園友の会の講演会が開かれました。
講師は国立科学博物館の細矢博士。特別展「菌類のふしぎ」展へ有志で出かけた際にお世話になりましたのでご存知の方もいらっしゃると思います。
とてもきさくな先生で「私はきのこが嫌いです」から講演がスタート!
Ⅰ 国立科学博物館の紹介
最初につくば研究所の概要と標本庫・標本の管理方法の説明がありました。
「火事になったら真っ先に運び出さなければならないタイプ標本と見捨てて燃やしてしましたい標本がある」由。
きのこの分類の世界は大きく揺れ動いている状態だそうです。今日は古典的な分類(もう変わりようが無い)での紹介。
Ⅱ 子嚢菌類の研究最前線
細矢博士が行ったブナノミシロヒナノチャワンタケの研究内容が報告されました。全国のサンプルを集めて遺伝子分析を行い、どのようにこのきのこが分かれて行ったか?富山でも標本の採取に協力したそうです。
最後に観察のスタイルと道具の説明がありました。
「沢山の人が集まって観察している様子は異様で、まるで落としたコンタクトレンズを探しているようです。明日は皆さん、こんな格好で観察してもらいますよ」
夕方、有志で食事会がありました。
既に酔菌…メタボな私とツーショット 「菌類のふしぎ」展の企画のご苦労など…おもしろいお話を聞くことができました。
池田先生も参加され楽しいひと時を過ごすことができました。
明日は利賀村で観察会です…とても楽しみです。
富山きのこクラブの皆様
細矢博士が講演で使用されたシートを頂きました。公表・配布のお許しも頂きましたのでご希望の方はご一報ください。ここで紹介し切れなかった内容が多数あります。
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