富山きのこクラブの皆様
福井・石川・富山の北陸三県きのこ会交流会が福井県敦賀市で行われました。
いつもスロースタートの伊藤家は、集合時間を2時間半間違えて、余裕の到着(^^; それにしても暑い!
ラムサール条約に登録された中池見湿地を見学してきました。
湿地帯に見学用の木道が整備されています。
明日は小学生を対象に泥んこ遊び大会が企画されておりました。
帰りはリフトを使ってちょっとした冒険気分
それでも時間が余ったので、「気比の松原」を見学…海開きか?浜茶屋がオープンしていました。ぐるナビ…敦賀の美味しいラーメン店「一力」を堪能して、やっと集合時間となりました。
今日の観察場所は、天筒山~金ヶ崎コースと今を騒がす敦賀原発のある明神崎コースです。
天筒山コースは尾根伝いに中池見湿原とつながっています。
13:00 猛暑を避けて、笠原会長のご挨拶とオリエンテーションのあと、2つのコースにグループ分けして出発です。今回の交流会には、日帰りも含めて42名の参加がありました。
伊藤家は、敦賀原発の施設内にあるシイ・カシ等の広葉樹混交林コースに参加しました。
ザラエノハラタケ
[Agaricus subrutilescens (Kauffm.) Hotson & Stuntz]
林内は思ったほどきのこの発生は見られず、消化不良。
15:30 敦賀市縄間(のうま)ふれあい会館で同定会が始まりました。
同定の合間をぬって「フウセンタケ科のきのこ」の演題で、新潟きのこ同好会の宮内会長の講演が開かれました。
フウセンタケ科のフウセンタケ属に関して、亜属の検索表に沿って解説されました。
A1.オオカシワギタケ亜属 [Subgen. phlegmacium]
傘は多くは粘性があり肉質。柄は乾性。
A2,ウスフジフウセンタケ亜属 [Subgen. Sericeocybe]
傘・柄ともに粘性が無い。多くは紫色を含む
A3.キンチャフウセンタケ亜属 [Subgen. Leprocybe]
傘表面はフェルト状~鱗片状、胞子が類球形~広楕円形、まれに楕円形(C.orelanus)
A4.アブラシメジ亜属 [Subgen. Myxacium]
傘・柄ともに粘性がある。
A5.ツバフウセンタケ亜属[Subgen. Telamonia]
傘・柄ともに粘性がないが、吸水性である。傘表皮および肉はアルカリで黒変する傾向がある。
A6.ムラサキフウセンタケ亜属[Subgen. Cortinarius]
子実体は暗青紫色、乾性、中~大形。
シロヤマドリタケ(かり 「北陸のきのこ図鑑」には「美味」とある。いかにも美味しそうだが…池田先生曰く「最初に食べた人は、何も考えず勢いで食したので、非常に危ない!!!」
終了後、夜遅くまできのこ談義で盛り上がりましたが…私の記憶はここまで。
明日につづく…
_/_/_/_/_/ sola1one _/_/_/_/_/
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