Salon de Sophia

東京・亀戸にあるアロマテラピーの教室です。
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紅花染め体験

2016-08-29 | ハーブ

最近、染物にはまっています。
そして、日本で紅花の色が良く 最高級と言われている 山形県・米沢市へ行ってきました。
紅花の開花の時期は7月ということで、残念ながら 咲いている花を見ることはできませんでした。

紅花の原産地ははっきりとは確定されていませんが、インドやエジプトと言われていて
シルクロードを得て日本にも伝わり 現在に至っているそうです。
歴史は古く、もちろん染物も有名で、口紅やお茶、リノール酸を含む良質の油が取れます。

下の紅花は乾燥していますが、生の花びらを取り除き 発酵、乾燥させて紅もちを作ります。
この紅もち作りには、沢山の花びらが必要だそうです。

花弁の下で種も取れ、採油できます。
葉っぱは お浸しにしていただくことができるそうです。
捨てるところがない紅花

 

乾燥された紅もちは、大変高価なものですが、
意外と少ない量で染め物をすることができます。
花弁が凝縮されているわけですね。




この乾燥した紅もちを前日から処理して黄色い色を抽出しますが、
これで染めることもできるそうです。



今回は、紅花特有の色を染めたいので
アルカリ処理します。


 染める布をゴムで縛り 模様を入れます。
絞り染め まさに初めての体験です。

 

ハンカチは、綿でできています。
色は、紫色のピンクに染まります。

まあるい形の模様が出来上がりました。

そして、今回
持ち込みのショールをお願いして 染めさせていただきました。

コチラは、絹で色がまた異なり。
黄色を帯びたピンク色です。


その後、冷たい井戸水で洗浄して
出来上がった作品は、↓↓

いい感じに仕上がりました。


#紅花染め #紅花