ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
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浪人生H君曰く~モーツァルトは深刻なことは考えていないと思う

2017-11-02 | ピアノ教室

先日のH君(浪人生)のレッスンの時のことです。

モーツァルトの生涯について話が及びました。

「モーツァルトについて、どれくらい知ってる?」と聞いてみましたら

「有名な割に、寂しい晩年だったことは知っています。」と答えてくれました。

「あっ、そうね。 それも有名な話だけど~
モーツァルトは、意外と悪ふざけが大好きな人で、お尻の話とかが大好きだったんだよ。
だから、クレヨンしんちゃんみたいなノリで、ふざけた曲も沢山作っているの。
なんか意外でしょ?」

「あっ、そうなんですね。」

「真面目な話が苦手だったのかもしれないね。
真面目な話をするのがはずかしくて、わざとふざける人っているものね。」

「あァ、確かにそんなタイプの人っていますね。」

「だから、モーツァルトの曲って、あまり深刻にならないのよ。
深刻になりそうになると、スルッと明るい雰囲気に化けちゃうの。」

私はそう言って、いくつかの曲のフレーズを弾いてあげました。

「深刻になった自分が恥ずかしくなって、笑いに逃げている感じがしない?」

「う~ん、そうかなぁ。」とH君は言いました。

「じゃあ、どんな感じ?」

「なんか。。。」

「何?」

「なんか、モーツァルトって人は、
深刻なことは、根っから考えられないって感じを受けます。」

「あァ、そうなのね。」

「深刻な感情を、そもそも持ってないっていうか、そんな感じがするんですよ。」

「なるほど。」

「まあ、僕のカンですけどね。」

 

う~ん、おそるべしH君 

意外と、その説は当たってる?? 

10代の男の子の感性は、侮れない  

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