ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

大人のレッスン~ペダルの踏み方

2017-11-22 | 大人のレッスン

Iさん(40代・女性)は、外資系の会社で、責任のあるお仕事に就いていらっしゃいます。

お子さんの頃からピアノを習い、中学生の頃は、遠方の有名な先生に習っていたそうです。

そして、この夏から、数十年ぶりにピアノを再開されました。

おそらく、10代の頃は、難しい曲を弾きこなしていらっしゃったとは思いますが、
私は、基礎からやり直しましょうね、と申し上げました。

ですので、半年位は簡単な曲を練習して、
昔の感覚を取り戻してもらおうと思っています。

そんなIさんですが、2曲程、小品が美しく仕上がってきました。

そこで私は、「ペダルを解禁にしましょう」と提案しました。

Iさんには、きちんと弾けるまで、ペダルを禁止にしていたのです。

 

私は、Iさんの楽譜に、ペダルの場所を書き込み~

①必ずペダルは後踏みにすること

   ペダルを踏む箇所を弾く時、ペダルを同時に踏むと、音が濁ります。
   音を弾いた後、タイミングをずらしてペダルを踏みましょう。

②かかとは、必ず床に付けて、足の平で踏むこと。

   足の指で踏まないように注意しましょう。

③ペダルは踏みっぱなしにせずに、和声が変わる前に離して、踏み換えること。

   慣れるまでは、1拍目など、ポイントだけを踏むにとどめること。

④ペダル無しの練習も、必ずすること。

   ペダルを踏んでピアノを弾くと、耳に心地良いので、ついペダル付きの練習ばかりをしてしまいます。

   でも、ペダル無しの練習をして、常に基本にかえることが大事です。

以上のことをお約束しました。

(明日に続きます~

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