ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

中学校?支援学校?

2017-12-05 | 自閉症児 M君の不思議

マサ君は、小学校の支援クラスに通っている6年生で、自閉症の診断が出ています。

ピアノ歴は3年で、八分音符の分散和音も上手に弾けるようになってきました。

マサ君は、6年生になってから毎週、

「中学になったら、部活の後でピアノに来ます。」とか

「中学になったら、自転車で学校へ行きます。」とか、

中学生になってからの抱負を、嬉しそうに語っていました。

なので、てっきり、地域の中学へ進学すると思っていたのですが、

先日のレッスンの時に、「支援学校に行きます。」と言い出しました。

「あれっ? 中学校じゃなくて、支援学校に行くの?」と確かめましたら、

マサくんは、「はい、支援学校です。」と、キッパリと答えました。

 

お母様がお迎えに来られた時に、そのことについて、うかがってみました。

「マサ君は、支援学校に決められたのですか?」

「はい、そうなのです。 支援学校の方が少人数ですし。」

「ああ、そうですね。
それに、支援学校は、専門の先生が指導してくださいますものね。」

「そうなのです。 だから、支援学校に決めました。」

お母様も色々考えた上、納得して、決断されたようでした。

 

小学校から中学校に上がる時、どの親御さんも、色々と悩まれると思います。

特に、地域の子ども達との交流がうまくいっている場合は、
そのまま地域の中学へ進んだ方がよいのではないか?と悩まれることでしょう。

マサ君はお喋りも上手ですし、愛嬌がありますので、
地域の子ども達とも、随分と仲良く交流がなされていたようです。

ですので、マサ君のお母様も、かなり悩まれたのではないかと思います。

でも、その上で、支援学校に進学する~と言う選択を決断されたのならば、
支援学校の良いところに目を向け、前向きな気持ちで進学してほしいな~と思います。

マサ君は、支援学校でも、きっと人気者になるんじゃないかな?

そして、なかなかのイケメンなので、
ピアノなんか披露したら、ファンクラブも出来そうな予感~

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