ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

衝撃のミワさんのこと

2017-12-16 | 障がい児教育

(昨日の続きです)

次男が中学に入って、初めてのオープンスクールの日のことです。

その日は、一日中、学校の様子が見られる日なので、
私は少し緊張しながら、次男のクラスに入りました。

ちょうどその時は休憩時間だったらしく、教室に、半分位しか生徒はいませんでした。

私はまず最初に、次男の席はどこかな~と探しました。

見慣れた筆箱とリュックは、すぐに見つけることができました。

すると、次男の机の隣に、可愛らしい女の子が座って、次の時間の準備をしていました。

次の時間は、自分で調べた地域のことを、1人1人発表する時間だったのです。

子どもを見ると、すぐに話しかけたくなる私は、その女の子に話しかけました。

「コウタ(仮名)の母です。こんにちは。」と言うと、

その女の子は、はっきりした声で「こんにちは。」と答えてくれました。

その佇まいは、中1ながらしっかりとしていて、
いかにも躾の行き届いた、聡明なお嬢さんだとお見受けしました。

名札を見ると、ミワ(仮名)と書いてありました。

ところで、ウチの次男は小学生の頃、小学生男子の典型として?
よく、女の子をからかって遊んでいたようでした

なので、隣の席のミワさんをからかって、困らせていないかな~と思い、

「コウタって、悪戯好きでしょ? ミワさん、コウタに何か悪戯されてないかしら。」

と聞いてみました。

すると、ミワさんは、私をしっかりと見て「大丈夫です」と、答えてくれました。

えっ? 大丈夫?
~と云うことは、悪戯されているけど、私は我慢するから大丈夫~ということかな?

と、一瞬思いましたが、深く考えるのはやめよう、と思いました(笑)

私はそれよりも、ミワさんから醸し出される気高い雰囲気に圧倒されて、
少し衝撃を受けました。

この衝撃は、いったい何なのだろう。。。

職業柄、中学生の女の子に慣れている私にとっても、
何故かミワさんの印象は、衝撃的だったのです。

 

その後、次男とミワちゃんは、同じクラスになることはなく、6年間が過ぎました。

それでも時々、私はミワちゃんのことを思い出し、
どんなお嬢さんに成長しているかしら~と、想像していたのでした。

(長くなったので、明日に続きます)

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