昨日のお昼は、友人とランチを楽しみました。
友人というのは、長男の幼稚園の時の担任の先生で、今でもお付き合いをしています。
長男の幼稚園は教会附属の幼稚園だったのですが、
私は、長男が在園中から10年間程、そこの教会でオルガンのご奉仕を致しました。
そんな関係で、そのS先生とも、お付き合いが続いているのです。
昨日は、お互いの近況を話し合い、その後、ピアノの話になりました。
S先生は、ピアノがとてもお上手で、教会のオルガンは勿論のこと、
保育系の専門学校で、ピアノも教えていらっしゃいます。
ただ、ご専門は保育なので、本格的なピアノの指導は受けていない~と仰っていました。
そんなS先生が、最近はピアノを弾く度に、右手の中指が痛くてたまらないのだそうです。
病院へ行っても、「なるべく指を動かさないでください。」と言われるだけで、
何の対処法も無いのだそうです。
ただ、ピアノを弾く機会は多いので、痛いままでは困るな~とおっしゃるのです。
私は失礼ながら
「先生、今から私の家でレッスンしましょう 。
指が痛くない弾き方を見つけられるかもしれませんよ。」と言ってみました。
すると、S先生は、「お願いします!」と言ってくださいました。
我家のレッスン室で、私はS先生に、脱力の方法をお伝えしました。
S先生は非常に飲み込みが早く、脱力の感覚を、すぐに理解してくださいました。
そしてその後で、ハノンの1番を右手で弾いてもらいました。
するとS先生は
「凄い!全然指が痛くない!脱力すると、こんなに楽なんですね~!」
と感動してくださいました。
ちょっとしたコツで、ピアノの弾き方は劇的に楽になるのだなぁ~と
改めて思った出来事でした。