8月25日の記事にも書きましたが、キャサリン・ロリン作曲の
【ロリン・ピアノ・コース】は、初心者には最適な教材だと思います。
特に、レパートリー2の、【ソナチネ・Cメジャー 第1楽章】は、
テクニックの基本、『音階』を楽しく学ぶことが出来ます。
バイエルの中に出て来る音階の練習を、嫌々やってくる生徒さんでも、
「この曲は、綺麗だから大好き!」と言ってくれるのです。
また、左手も、ハ長調、二長調、ト長調の主要な和音だけで構成されているので、
譜読みも易しく、練習が負担になりません。
しかも、63小節と云う程よい長さも、達成感があって、
初心者の方には打って付けの教材だと思います。
簡単だけど、音階の訓練にもなって、弾いていて楽しい
~と3拍子揃っているのです。
この曲がキチンと弾けるようになるだけでも、
テクニックのレベルが上がるのではないでしょうか