日頃一緒に散歩したり、おいしいお酒を飲んだり、楽しい食事をおつき合いいただいている皆様ありがとうございます。
本日スタートしました。どう展開するかわかりませんが、よろしくお願いします。
第一回目の「今日の一皿」は、Willie Colon & Mon Rivera / There goes the neighborhood という1975年のレコードです。

当時、リハビリから復帰したばかりの歌手モン・リヴェーラをリスペクトするウィリー・コローンが、自身を含む4本の咆哮するトロンボーン、ホセ・マングァール、カコ、ミルトン・カルドーナらのパーカッションの職人を率いて、プロデュースを担当。
モンは、父親から習ったというトラバレングァと呼ばれる舌がもつれるような唱法を織り交ぜ、手堅い演奏の上を自在に歌いまくります。
バンド・マスターであったり、故郷プエルトリコでは大リーグから声がかかるくらいの野球選手でもあったそうですが、私は、Sonny Boy WilliamsonⅡや古今亭志ん生とメンタリティーにおいて似たところがあったんじゃないかと、勝手に想像しています。
残念ながらこのレコードの3年後、モンはニューヨークで亡くなりました。
でも、ここで聴ける人懐っこいような生気に満ちた歌声は、今でも色褪せず私を楽しませてくれます。

1997年、The Duke and Duchess of Windsor の遺品がサザビーズのオークションに懸けられ、その時のカタログに、これと似たジャケットが掲載されていました。その数シーズン後に、ナポリの既製服メーカーがさらさらっと作った感じのこのジャケットを出したので、デザイン・ソースはその辺かもしれません。
ダーク・ブラウンのグレナカートに、褪せたインディゴのような青の格子。タイは紺のグレナディン。シャツは淡いブルーに、白のストライプがリヴァースで入っています。
本日スタートしました。どう展開するかわかりませんが、よろしくお願いします。
第一回目の「今日の一皿」は、Willie Colon & Mon Rivera / There goes the neighborhood という1975年のレコードです。

当時、リハビリから復帰したばかりの歌手モン・リヴェーラをリスペクトするウィリー・コローンが、自身を含む4本の咆哮するトロンボーン、ホセ・マングァール、カコ、ミルトン・カルドーナらのパーカッションの職人を率いて、プロデュースを担当。
モンは、父親から習ったというトラバレングァと呼ばれる舌がもつれるような唱法を織り交ぜ、手堅い演奏の上を自在に歌いまくります。
バンド・マスターであったり、故郷プエルトリコでは大リーグから声がかかるくらいの野球選手でもあったそうですが、私は、Sonny Boy WilliamsonⅡや古今亭志ん生とメンタリティーにおいて似たところがあったんじゃないかと、勝手に想像しています。
残念ながらこのレコードの3年後、モンはニューヨークで亡くなりました。
でも、ここで聴ける人懐っこいような生気に満ちた歌声は、今でも色褪せず私を楽しませてくれます。

1997年、The Duke and Duchess of Windsor の遺品がサザビーズのオークションに懸けられ、その時のカタログに、これと似たジャケットが掲載されていました。その数シーズン後に、ナポリの既製服メーカーがさらさらっと作った感じのこのジャケットを出したので、デザイン・ソースはその辺かもしれません。
ダーク・ブラウンのグレナカートに、褪せたインディゴのような青の格子。タイは紺のグレナディン。シャツは淡いブルーに、白のストライプがリヴァースで入っています。