Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

Glenurquhart & サニー・ボーイ・ウィリアムソンⅡ

2009-10-22 | Blues
 前回の話から、今日は、Sonny Boy WilliamsonⅡ。
ザ・バンドの映画「The Last Waltz」の中で、南部へ演奏に行った時サニー・ボーイに出会った話が出てきます。「何か吐きながら演奏しているので、後で確かめてみると血だった」
その後帰ってほどなく、メンバーは亡くなった知らせを受け取りました。



 サニー・ボーイの生年については、1900年を境に諸説あります。
1940年代の初めから約10年間、アーカンソー州ヘレナのラジオ局KFFAでギターのロバート・Jr・ロックウッドと「King Biscuit Time」という番組を持っており、南部では抜群の知名度を得ていたそうです。

1951年トランペット・レーベルへの録音を始め、1955年から亡くなる前年の64年までChecker/Chessへ吹き込みます。初回のみマディ・ウォーターズ中心のバンドをバックに、63~64年には若いバディ・ガイやマット・マーフィー、オルガン、ホーン付きという当時最もモダンなバックで録音。
他はほとんどロックウッド、ルーサー・タッカー(g)オーティス・スパン(p)ウィリー・ディクソン(b)フレッド・ビロウ(ds)というチェス・レコードの夢のハウスバンドです。チェス・ビッグ4の内もう一人のハーピスト、リトル・ウォルターの録音も、このメンバーが入れ替わりで演ってますが、サニー・ボーイのバックをつける時には独自の色になってしまうくらい味の濃ーい人でした。

順序が前後してしまいましたが、代表的な盤は、ジャケットのインパクトも強力な「Down and out blues」で、画像の盤はそれ以外の録音を収めたもの。



 このジャケットの素材は、絹40%、麻35%、毛25%。暑くも寒くもないという季節に最適です。一般的に麻の混率が30%を超えると、シワになり易いなどの麻の特徴が顕著に現れるといわれてます。
緩和するために、復元力のある繊維をかみあわせたり、糸を撚る向き(SかZで表す)の異なる糸を並べたり、糸を撚る回数を塩梅したり。
このシャツは、マットなブルーのオックスフォード。タイは絹60%、綿40%で質感が変わって、少しボリュームがあるように見えます。
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