Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

夢に出てきた店

2011-01-28 | Blues
 先日、帰りに白井さんとイタリアの店の思い出しりとりをしたからか、若井さんと何処の店にも置いてないような夢みたいな商品の話になったからか、久しぶりに「選択肢が多くて困っている子供」みたいな夢をみました。
夢に出てきた店は、TincatiとM.BardelliとGemelli、他にParazzo Campagnaや昔のGaltruccoなどを折衷したような内容で、どの商品を選ぼうか迷うという他愛ないものです。
実際に物を選ぶ場合は、決めた後他を見ているだけで、選ぶのにほとんど迷いません。



仕立服店ですが既製品も置いてあるジャンニ・カンパーニャ以外は、各々相当な在庫を持つ店舗です。
或る年セールも終わる頃Tincatiを訪ねると、シーズン中にはギッシリのストック場がほとんど空になっていました。例えばサイズ48のスーツは一着残るだけで、あまりの消化率の高さに驚いた憶えがあります。
細かい事を言えば切りがありませんが、各店オーソドックスな品揃えに見えて鮮度も失わず、今の日本では拝めない質と量を毎シーズン保ち続け、顧客を引きつけてやまないのでしょう。

そこまで書くと夢に出てきた店の造作は、昨日書いた映画「青髭八人目の妻」の冒頭で、ゲーリー・クーパーとクローデット・コルベールがパジャマの上下を分けあう紳士服店みたいにも思えてきました。

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