Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

VR 4

2020-05-29 | 生地
今回は、「春秋にむく紺・ブルー系で、少し面白味があるものを」というリクエスト。
生地は、新型コロナウィルスでロンドンからの物流がストップする直前に間に合いました。

一見、単にきれいな発色の「ブルーにウィンドゥペイン」ですが、近くで見ると引きで見るのとは違う表情が楽しめます。
本来正反対の手触りのモヘアとシルクは表面に若干のツヤを与え、打ち込みのよさが張りを感じさせる以外にも、微妙な手触りを生みます。



耳にある4番目のリネンの混率は3%。
素材自体の性格を左右するものではありませんが、下の画像に見られるとおり、白っぽくかすれたように見える不規則な繊維が表面にほんの少し表情を与えているのがそれです。
均一で整い過ぎて、平板に見える柄や表面感はクラシックなジャケットには今一つ、と以前書きました。
この引っ掻き傷のような麻の使い方は、それを回避する役目を果たしています。

また右下の、生地を折り返した部分をご覧いただくと分かりやすいかも知れませんが、経糸が茶、緯糸がブルーで構成されているために、見る角度によって違う色にも見えます。



紺・ブルー系は年齢を問わず男性を引き立ててくれる色ですが、注文頂いた方のイメージでしょうか、ある程度年齢を重ねた大人の男性に似合いそうなジャケットになりました。




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