年明けホームに滑り込んできた電車に乗りこむと、向かいから声をかける人がいました。
見るとお冨さんが笑顔で騒いでいます。江戸の人みたいな呼び名ですが、それもそのはず高校の同窓生です。
高校の時は堅い真面目なひとでしたが、今ではすっかり面白い御婦人になって、大好きだというお酒が入ると聞いてないのに赤裸々な夫婦生活なんか語り始めるので、そのギャップに同窓会では皆で笑わされました。
夫婦円満でめでたしですがその日は噂のダンナさんが一緒だったので、まさか「お話は伺ってます」なんて言えないし、ご夫婦がそれぞれやってるスポーツの話など障りのない健全な話題に終始して別れました。
今週はピッティがありましたので、うちでは初詣に出掛けました。関係ないか......
イタリア・ワインを飲んでいると薄紫や薄緑の封がついたものがあります。
大文字のアルファベットが印刷されたその封緘紙にはDOCGと書かれ、統制保障原産地呼称ワイン(Denominazione di Origine Controllata e Garantita)とよばれるグレードの葡萄酒です(イタリアなのにワインというのもちょっとへんな感じですが)。
生地のメーカーではそれぞれの製品に然るべき名前をつけ、それがまた日本みたいな国ではブランド化して独り歩きし、知名度を上げていくような傾向もあります。
そんな中から、例えばロロ・ピアーナはジランダー・シリーズなどバリエーションが瞬く間に細分化し、ちょっと憶え切れません。
同じイタリアのGuabelloの生地もたいへん浸透し、その生地を使った服をお持ちの方もかなりいらっしゃることでしょう。
その製品に最近「D.O.B.G.®」というタグがあるものを見つけました。
DOCGか?なんて首をかしげていると、親切に読めるようになっていまして、“Denominazione di Origine Biellese Garantita”とありました。
ふむふむビエラだからねぇ、とそこまでは語呂合わせみたいな感じで何という事もありませんでしたが、次に「F.I.R.S.T.®」という製品を見つけると、そこには“Fabric Inspired by Responsible Social Transformation”という読み下しがあります。
ここに至ってこれは同一人物の仕業で、かなり楽しんで作ってるなという気がしてきました。
ちょっと、日本で言うおやじギャグにも近いような臭いがします。
ある意味、抽象的なイメージを伝えようとするネーミングより説明的で分かり易いですが、結論は今後に期待です。
見るとお冨さんが笑顔で騒いでいます。江戸の人みたいな呼び名ですが、それもそのはず高校の同窓生です。
高校の時は堅い真面目なひとでしたが、今ではすっかり面白い御婦人になって、大好きだというお酒が入ると聞いてないのに赤裸々な夫婦生活なんか語り始めるので、そのギャップに同窓会では皆で笑わされました。
夫婦円満でめでたしですがその日は噂のダンナさんが一緒だったので、まさか「お話は伺ってます」なんて言えないし、ご夫婦がそれぞれやってるスポーツの話など障りのない健全な話題に終始して別れました。
今週はピッティがありましたので、うちでは初詣に出掛けました。関係ないか......
イタリア・ワインを飲んでいると薄紫や薄緑の封がついたものがあります。
大文字のアルファベットが印刷されたその封緘紙にはDOCGと書かれ、統制保障原産地呼称ワイン(Denominazione di Origine Controllata e Garantita)とよばれるグレードの葡萄酒です(イタリアなのにワインというのもちょっとへんな感じですが)。
生地のメーカーではそれぞれの製品に然るべき名前をつけ、それがまた日本みたいな国ではブランド化して独り歩きし、知名度を上げていくような傾向もあります。
そんな中から、例えばロロ・ピアーナはジランダー・シリーズなどバリエーションが瞬く間に細分化し、ちょっと憶え切れません。
同じイタリアのGuabelloの生地もたいへん浸透し、その生地を使った服をお持ちの方もかなりいらっしゃることでしょう。
その製品に最近「D.O.B.G.®」というタグがあるものを見つけました。
DOCGか?なんて首をかしげていると、親切に読めるようになっていまして、“Denominazione di Origine Biellese Garantita”とありました。
ふむふむビエラだからねぇ、とそこまでは語呂合わせみたいな感じで何という事もありませんでしたが、次に「F.I.R.S.T.®」という製品を見つけると、そこには“Fabric Inspired by Responsible Social Transformation”という読み下しがあります。
ここに至ってこれは同一人物の仕業で、かなり楽しんで作ってるなという気がしてきました。
ちょっと、日本で言うおやじギャグにも近いような臭いがします。
ある意味、抽象的なイメージを伝えようとするネーミングより説明的で分かり易いですが、結論は今後に期待です。