いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

生誕290年・木喰展

2008年07月19日 18時46分51秒 | 兎に角書きたいの!
 昨日、妻と共にそごう美術館を訪れ「木喰展」を鑑賞してきた。笑みを浮かべた作風で知られる木喰。多くの仏像がほほ笑んでいる「微笑仏」とも呼ばれている。約130体が展示され、ほほ笑む仏を見ると自然に自分もその仕草に入っていく。
 僧侶木喰は、江戸時代後期、日本全国を行脚して、各地でさまざまな仏像を彫り続けた。1718年、甲斐国(山梨県)に生まれ22歳で出家し、56歳のときに諸国巡礼の旅に出た。その後60歳を過ぎてから仏像を作り始めた。
 巡礼した地域は、北海道から九州、四国、佐渡島に及び生涯に1000体を越える仏像を遺したと言われている。
 鑑賞するとわかるが、一体一体を見ていくとその微笑の表情に引き込まれてゆく。一度、その微笑に接してみるのも悪くはない。
 エド・はるみさんがいい笑顔を作るための訓練としてある言葉を言われた。正確ではないが「いい笑顔にいいあいさつ」だったと思う。「いい」と言うと自然に口元があがり笑みを浮かべているような顔になる。実行の価値ありです。
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月下美人の開花ショー!

2008年07月19日 08時06分42秒 | 兎に角書きたいの!
昨日我が家の月下美人は、室内での開花ショーを展開した。外でその成長を見守っていたが蕾のふくらみも出てきたので今日咲くだろうと室内に鉢を移した。
 開花ショーは18時から23時30分まで続いた。徐々に花房は先端が開いてくる。2センチ、5センチ、7センチと先端が開き花びらの奥は横になっためしべがほのかな黄色を帯びている。みるみると花房の先端は開き大きくなるにしたがい、花特有の香を放出しだしその香は部屋の中を流れてゆく。
 純白の大輪。二人だけの贅沢な開花ショー鑑賞の時間であった。カメラで携帯で咲きほこる月下美人の写真をお互いが撮った。妻はその開花状況を子供、友達へとメールを送信した。私は写真を印刷した。
 月下美人の姿を残すべく、鑑賞を十分に済ませ花房をガラス瓶に入れて焼酎に漬けて保存した。
 心洗われる開花であり刻々と変化して行く様にまさに生きている生きていく様をこの開花ショーで見せられた。生命はいつも新たな変化を遂げていることをリアルに味わった夏の世の一こまであった。
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