【1番】
青く澄んだ空の下 どんな僕らがいたんだろう
涙混じるグランドに立ち 越えられない壁を感じた
挫けそうあの日も 無力さを感じたあの時も
あなたの頑張る顔が 声が 僕の勇気になった
長く続く一本道が 明日の空に溶けていく
今 僕らの思ひ歌にのせ
あなたに届いた「ありがとう」
【2番】
鉛色の空を見上げ 僕らは少し歩を止めた
もがきながら朝露さ迷い 東の空 見つけたヒカリ
真っ白な紙に描く笑顔も 青い波が舞ったあの時も
みんなの輝く顔も 声も 僕は決して忘れない
広く果てないこの海を 明日も見つめて超えてゆく
今 僕らの思い歌に乗せ 未来を七色に染めよう
希望の帆をかかげ 旅立とう
東日本大震災の津波で校舎を失った岩手県釜石市立釜石東中学校に震災直後に入学した3年生54人が、平成26年3月12日の卒業式で、震災時の記憶と前に進んできた思いを全員の作詞作曲で表現した歌を披露した。
青く澄んだ空の下 どんな僕らがいたんだろう
涙混じるグランドに立ち 越えられない壁を感じた
挫けそうあの日も 無力さを感じたあの時も
あなたの頑張る顔が 声が 僕の勇気になった
長く続く一本道が 明日の空に溶けていく
今 僕らの思ひ歌にのせ
あなたに届いた「ありがとう」
【2番】
鉛色の空を見上げ 僕らは少し歩を止めた
もがきながら朝露さ迷い 東の空 見つけたヒカリ
真っ白な紙に描く笑顔も 青い波が舞ったあの時も
みんなの輝く顔も 声も 僕は決して忘れない
広く果てないこの海を 明日も見つめて超えてゆく
今 僕らの思い歌に乗せ 未来を七色に染めよう
希望の帆をかかげ 旅立とう
東日本大震災の津波で校舎を失った岩手県釜石市立釜石東中学校に震災直後に入学した3年生54人が、平成26年3月12日の卒業式で、震災時の記憶と前に進んできた思いを全員の作詞作曲で表現した歌を披露した。
故郷
激しく長い揺れが続いて
静かだった海が一瞬で豹変した
安全だと言われていた原発の爆発
まだ癒えることがない心の傷
思ひ出すたびに心が痛む
春の佛木す郭公山(ほととぎすやま)
夏の天神岬
秋の木戸川
冬の白鳥池
故郷への思い
帰りたい
故郷が好きだから
故郷を愛しているから
東日本国際大学付属昌平高校 1年 加藤陽子 平成25年作
激しく長い揺れが続いて
静かだった海が一瞬で豹変した
安全だと言われていた原発の爆発
まだ癒えることがない心の傷
思ひ出すたびに心が痛む
春の佛木す郭公山(ほととぎすやま)
夏の天神岬
秋の木戸川
冬の白鳥池
故郷への思い
帰りたい
故郷が好きだから
故郷を愛しているから
東日本国際大学付属昌平高校 1年 加藤陽子 平成25年作
祈り
いつもの通りの明日は
いつもの通り来るはずだった
それなのに、明日は
一瞬にして消えてしまった
明日の予定や明後日の予定
もっと先の未来の予定もあったはずなのに
津波はそんなことも関係なく
人々を呑み込んでしまった
犠牲となった人々の想いを
忘れてはならない
そして、語り継がなければならない
あの日
冷たい水の中で
生きたいという願いを
叶えられなかったたくさんの人々がいたことを
福島県立湯本高校 1年 加茂雄基氏 平成25年作
いつもの通りの明日は
いつもの通り来るはずだった
それなのに、明日は
一瞬にして消えてしまった
明日の予定や明後日の予定
もっと先の未来の予定もあったはずなのに
津波はそんなことも関係なく
人々を呑み込んでしまった
犠牲となった人々の想いを
忘れてはならない
そして、語り継がなければならない
あの日
冷たい水の中で
生きたいという願いを
叶えられなかったたくさんの人々がいたことを
福島県立湯本高校 1年 加茂雄基氏 平成25年作