ダンス旅行の一つの楽しみは、珍しい景色に遭遇することである。箱根町仙石原に所在するポーラー美術館の周りにある「森の遊歩道」にはいろいろな仕掛けが設置されている。基本は彫刻であるが、森の中に大きな魔法の鏡が設置されていた。この鏡を通り抜けるとどんな世界があるだろうか?森の精に魅入られたようにその鏡に向かって現世での己の姿を記録し浦島太郎になった気分で森の中を一人巡り歩いた。森の精に包まれたかのように静寂のなか心が洗われる体験をした。
昨日、蝉の初鳴きを耳にした。それはミンミンゼミの声!今年の天候に惑わされてか蝉の出現は例年に比べて遅く待ち遠しい夏の訪れである。蝉に仲間にも異変があり、これまではアブラゼミが優勢で夏を知らせてくれたが、ミンミンゼミが優勢となった。それに続いてクマゼミの鳴き声も聞くようになった。知らぬ間に温暖化が進み横浜市内でもくまぜみが鳴くようになってきた。