とてもいい詩に出会いました。
さくら
どんな文字で書いても
「さくら」はきれい
片仮名でも 漢字でも
ひらがなでも
さくらは匂いと色を
たっぷりとふくんで
そこに立つ
わっと
吠えるように咲くのに
ちっとも騒々しくない
盛るものだけががもつ
哀しみをさえ湛え
どんな人の人生もまるごと
抱え込んでくれる
平成20年3月27日付 産経新聞「朝の詩」
神奈川県平塚市 二界 友里子 64 作
さくら
どんな文字で書いても
「さくら」はきれい
片仮名でも 漢字でも
ひらがなでも
さくらは匂いと色を
たっぷりとふくんで
そこに立つ
わっと
吠えるように咲くのに
ちっとも騒々しくない
盛るものだけががもつ
哀しみをさえ湛え
どんな人の人生もまるごと
抱え込んでくれる
平成20年3月27日付 産経新聞「朝の詩」
神奈川県平塚市 二界 友里子 64 作