大岡川沿いのプロムナードには、四季折々の街路樹が植えられ、春は満開の桜並木や色鮮やかなツツジが咲き乱れる。夏の気配を感じ始める頃には、光沢のある濃い緑葉に包まれた真っ白なクチナシの花が咲き始める。梔子は、沈丁花、金木犀と並んだ「三大芳香花」の一つに数えられ甘い香りを漂わせる。渡哲也のヒット曲『クチナシの花』でその香りが歌われている。秋に熟す実は、薬用、染料そして食用として利用されている。この実で染められた黄色いご飯「黄飯」は、名古屋(きいはん)、大分県臼杵市(おうはん)、東伊豆町稲取(きめし)と称し、。ふるさとの味として郷土料理となっている。
大岡川沿い散策は、彩りに出合い、風を感じ、匂いをかぎ、水面模様など存分に自然の変化が楽しめる。
大岡川沿い散策は、彩りに出合い、風を感じ、匂いをかぎ、水面模様など存分に自然の変化が楽しめる。