民主党も賛成した安全保障関連法案の採決

　７月１５日、集団的自衛権の限定的な行使容認を含む安全保障関連法案は、衆院平和安全法制特別委員会で採決が行われ、与党の賛成多数で可決された、とマスコミは報道している。
　しかし、採決時の状況をみると、採決時には維新の党及び共産党は退席。民主党は離席したが議場内でプラカードを掲げるなど議事進行に抵抗したとある。
　これを民主党の常とう手段である「屁理屈」を借用すれば、この法案に民主党は賛成したことになる。法を順守する、法治国家である日本なら法に従い如何に反対であろうが成立したらそれに従うのが法治国家の姿であろう。民主党は幼稚なパフォーマンスに執着過ぎてあってはならない姿をＴＶを通じてその姿を赤裸々に示したのである。己の幼稚な誤りを！
　浜田靖一委員長が「賛成の諸君は起立を願います！」そして起立多数として採決された。この時、民主党議員は起立してプラカードを掲げていた。民主党の屁理屈では、あなた方は賛成したのである。
　国民に選ばれた議員が、神聖な議会でデモ行進で掲げるようなプラカードのような形でしかもＴＶ向けにポーズをとるなどは許されない。
　民主党は、法案採決時に賛成したのである！！　そして、委員長が持つ記録紙を奪ったのである。民主党の方々この行為は何罪に当たると思いますか？維新の党及び共産党の行動が議論の府の本来とるべき行動ではないですか！　あの暗黒時代の３年間！民主党は何をやりましたか！国民を喜ばせましたか！己の見栄、虚栄心だけで行動していませんでしたか？国益とは何かを考えたことありましたか？
　政権に就いたことのある民主党が対案も出せず、真っ当な議論も出来ず、ただプラカードを掲げるだけとは？