いろはに踊る

 シルバー社交ダンス風景・娘のエッセイ・心に留めた言葉を中心にキーボード上で気の向くままに踊ってみたい。

うめぼしのうた

2023年07月27日 07時03分02秒 | 87歳の日記
我が家では昨日梅干しをおこなったので、梅干し人生の詩を記してみた。
                                                                                                         二月三月花盛り、うぐいす鳴いた春の日の たのしい時もゆめのうち。                                                                         五月六月実がなれば、枝からふるいおとされて、きんじょの町へ持出され、何升何合はかり売。                                                              もとよりすっぱいこのからだ、しほ(塩)につかってからくなり、しそにそまって赤くなり、七月八月あついころ、三日三ばんの土用ぼし、思えばつらいことばかり、それもよのため、人のため。
しわはよってもかわいい気で、小さい君らのなかま入り、うんどう会にもついて行く。ましていくさのその時は、なくてはならぬこのわたし。                                           『(梅干しの歌)は、1910年(明治43年)発行の「尋常小学読本巻五」で発表された』

   


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