今日(昨日)は9時より岡山県理学療法士会の特別研修会で講演。
川崎医科大学の現代医学の博物館に入ると巨大な胎児に出迎えてもらう。
すごく楽しい。。。キテヨカッタと思った。
午前中は脳の進化、連合野の機能・発達、神経可塑性について
比較的ゆっくりめに解説する。
しかし、相変わらず、機関銃のように言語を浴びせる。
眼が輝いている方々もいらしたので、芽が出ればうれしい。
アナウンスが今月に入ってからのようだったが、
100名ほど来てくれた。
午後は、運動学習、痛み、運動イメージ、ミラーニューロン、
について解説したが、少し難易度を上げた。
言語(聴覚)の最近接領域にならなかった方々もいたようだが、
あとから振りかえってみてください。
最後に、心の理論、共同注意、ロマンティックリハビリテーションについて
話し、いつもの立脚で6時間の長丁場な講演は終了した。
疲れた・・・と思ったが、まだいけるとも思った。
最後の講演の息は荒かったが。
アドリブな言語が今日は比較的出てきたので、
自分自身も退屈しない講演となった。
滞りなく終わるというのは、自分自身の感情が揺さぶられない。
今日は、少し揺さぶられた。
そのおかげで喉が少しやられた。
連日のホテル乾燥喉に良くない。
論理的な解釈の前に、まず感情を揺さぶることができればと思った。
脳を学ぶことは、自らの人生を設計するために役立つ。
生きていくため、問題を解決していくための精神的な支柱として、
脳科学は、僕にとってかけがえのないパートナーだ。
そのおかげで幾度となく、発想や、心の転換に援助してもらった。
脳科学は大事な環境としての心理的道具である。
雪を気にしながら、そそくさと岡山を出た。
新幹線のなかでは、身体を休めようとつとめ、
家に帰り、少し休憩(ウルルンを観て、情熱大陸を観て)し、
今、仕事の合間にブログを打つ、そういう日課に戻った。
今日の講演が実質的に今年の仕事初めなのかもしれない。
7月ぐらいまで講演が入りつつある。
今日はセンター試験、試験監督を免除してもらい、
大学へも感謝である。
しかし、山本耕史はギターが上手かった。
明日(今日)は雪で麻痺しないことを祈りつつ、
ランダムハウス講談社・協同医書出版社の写真集「リハビリテーションの時代」(大西成明・著)の取材・撮影が順調に進むことであろう。
そろそろ寝よう。