先週木曜日は明日から1週間のデンマーク出張のため,
休講が重なるために,神経理学療法は3コマ連続となりました.
しかしながらさすがに3コマは学生の集中度が減退するために,
久しぶりに「パーキンソン病」の項目の中で「レナードの朝」を視聴することにしました.
最近の授業では時間数が減少したために見ることができずにいましたが,
知識を増幅させるよりもヒューマニティ―を意識することが大切と思い,
時間を削り映画視聴に変えました.
私は会議のために,後半を視聴しましたが,
もう何十回も見ている映画ですが,医療者としての無力さと,
その一方で,治療(開発)のために絶え間ない努力をし続ける志向性を改めて感じました.
私は見かけによらず涙もろく,そのまま授業に入ったために,声を詰まらせてしまいましたが,何人かの学生からは「感動した」と言ってもらい,このビデオ視聴が功を奏した感がありました.
勉強も大事ですが,自分がこれから向かおうとするところの意味を考えてもらえれば,
生涯教育のこころづくりの一助になると思います.
「やっても無駄」とかは,ロビンウイリアムスが演じたセイヤー医師にはないでしょう.
そして,ロバートデニーロが演じたレナード・ロウにも.
どこの施設にも蔓延している概念化.
その概念・既成をぶちやぶる心と努力を生涯続けることが医療者の責務であると思います.
金曜日はデンマークの用意をして,そのまま新潟に向かいました.
認定理学療法士制度が発足し,その必須講習会のためです.
新潟医療福祉大学の大西先生に出迎えていただき,
そのまま懇親会に向かいました.
北海道大学の浅賀先生,そして新潟医療福祉大学の久保先生の4名で講師をするため,
その打ち合わせを兼ねたものですが,
浅賀先生はMark Latash のもとで1年間学ばれています.
また,久保先生はアメリカに10年いたつわもので,ボストンで学ばれています.
運動制御・運動学習の理論,そしてその解析方法についての知識が豊富でした.
また大西先生は学科長でありながら,国際学術雑誌に今なお投稿・掲載されており,
なんとか自分も時間を作って投稿し続けないといけないと思いました.
確実にそのペースは落ちています.
33~35歳ごろは,年間6本程度,国際・国内雑誌への投稿をしていていた記憶が蘇ります.
やはり,皆さんと話すと実験したいと思います.
総説ばかりの仕事が増えてきました.
これはこれで自分が基礎と臨床のかけ橋のためにやらないといけない仕事だと思い,
それを責任と思いやっています.
巷ではいろんな批判がありますが,そういった批判が出ることはある意味成功だと思っています.
セラピストだけでなく,リハ医からも否定,肯定の意見をいただき,レビューが成功したと思っていますが,そろそろ仮説を証明するために実験をと思いますが,
まだまだレビューしないといけない項目は多数です.
病態神経科学や神経現象学,そして痛み学にイメージ学.
そして,ニューロリハビリテーションを基礎から臨床までまとめることもしないといけません.
40代前半はその仕事が中心になると思います.
実験は大学院生が中心に国際的に表現してくれるのだと思います.
ところで土曜の講習会は,それぞれ1.5時間のコマで,私は運動制御・学習と脳機能について話しました.
飛躍せずにできるだけデータに忠実に話しましたが,
ついつい皆さんの顔を見ると,臨床的な示唆(比喩)を展開してしまい,
これはこれでよいのだと思いました.
Evarts,TanjiらのM1の知見から始まり,SMA,pre-SMA,PMA(dorsal,ventral)の機能を中心に話し, 後半,basal gangliaやcerebellumとのループについて話しました.
17時に終え,そのまま新潟空港へ,家に帰りついたのは22時.
久しぶりに疲れてしまい,そのまま倒れこむように眠ってしまいました.
今日はデンマークの準備をして,オープンキャンパスに来ています.
今から大学院のオープンキャンパスです.
休講が重なるために,神経理学療法は3コマ連続となりました.
しかしながらさすがに3コマは学生の集中度が減退するために,
久しぶりに「パーキンソン病」の項目の中で「レナードの朝」を視聴することにしました.
最近の授業では時間数が減少したために見ることができずにいましたが,
知識を増幅させるよりもヒューマニティ―を意識することが大切と思い,
時間を削り映画視聴に変えました.
私は会議のために,後半を視聴しましたが,
もう何十回も見ている映画ですが,医療者としての無力さと,
その一方で,治療(開発)のために絶え間ない努力をし続ける志向性を改めて感じました.
私は見かけによらず涙もろく,そのまま授業に入ったために,声を詰まらせてしまいましたが,何人かの学生からは「感動した」と言ってもらい,このビデオ視聴が功を奏した感がありました.
勉強も大事ですが,自分がこれから向かおうとするところの意味を考えてもらえれば,
生涯教育のこころづくりの一助になると思います.
「やっても無駄」とかは,ロビンウイリアムスが演じたセイヤー医師にはないでしょう.
そして,ロバートデニーロが演じたレナード・ロウにも.
どこの施設にも蔓延している概念化.
その概念・既成をぶちやぶる心と努力を生涯続けることが医療者の責務であると思います.
金曜日はデンマークの用意をして,そのまま新潟に向かいました.
認定理学療法士制度が発足し,その必須講習会のためです.
新潟医療福祉大学の大西先生に出迎えていただき,
そのまま懇親会に向かいました.
北海道大学の浅賀先生,そして新潟医療福祉大学の久保先生の4名で講師をするため,
その打ち合わせを兼ねたものですが,
浅賀先生はMark Latash のもとで1年間学ばれています.
また,久保先生はアメリカに10年いたつわもので,ボストンで学ばれています.
運動制御・運動学習の理論,そしてその解析方法についての知識が豊富でした.
また大西先生は学科長でありながら,国際学術雑誌に今なお投稿・掲載されており,
なんとか自分も時間を作って投稿し続けないといけないと思いました.
確実にそのペースは落ちています.
33~35歳ごろは,年間6本程度,国際・国内雑誌への投稿をしていていた記憶が蘇ります.
やはり,皆さんと話すと実験したいと思います.
総説ばかりの仕事が増えてきました.
これはこれで自分が基礎と臨床のかけ橋のためにやらないといけない仕事だと思い,
それを責任と思いやっています.
巷ではいろんな批判がありますが,そういった批判が出ることはある意味成功だと思っています.
セラピストだけでなく,リハ医からも否定,肯定の意見をいただき,レビューが成功したと思っていますが,そろそろ仮説を証明するために実験をと思いますが,
まだまだレビューしないといけない項目は多数です.
病態神経科学や神経現象学,そして痛み学にイメージ学.
そして,ニューロリハビリテーションを基礎から臨床までまとめることもしないといけません.
40代前半はその仕事が中心になると思います.
実験は大学院生が中心に国際的に表現してくれるのだと思います.
ところで土曜の講習会は,それぞれ1.5時間のコマで,私は運動制御・学習と脳機能について話しました.
飛躍せずにできるだけデータに忠実に話しましたが,
ついつい皆さんの顔を見ると,臨床的な示唆(比喩)を展開してしまい,
これはこれでよいのだと思いました.
Evarts,TanjiらのM1の知見から始まり,SMA,pre-SMA,PMA(dorsal,ventral)の機能を中心に話し, 後半,basal gangliaやcerebellumとのループについて話しました.
17時に終え,そのまま新潟空港へ,家に帰りついたのは22時.
久しぶりに疲れてしまい,そのまま倒れこむように眠ってしまいました.
今日はデンマークの準備をして,オープンキャンパスに来ています.
今から大学院のオープンキャンパスです.