日本疼痛学会を予定より早く切り上げて昨日の夜帰ってきました。柿木隆介先生の色が出ていた学会でした。率直に疼痛の脳イメージング研究は諸外国に比べ少し遅れている感が否めないと思いました。これは長年疼痛研究・臨床が外科・整形外科・薬の範疇で議論されてきたことや、痛みに対する文化的側面が関与しているのではないかと思っています。日本人はある程度の客観的データ(例えば炎症反応や骨)がない痛みを「こころ」の問題とあつかい、こころ=精神的な弱さという視点で、気持ちの問題として、それに向き合ってきませんでした。日本人の精神にはよき意味での「我慢」とあしき意味での「我慢」があります。後者は我慢を強要するという視点です。しかしながら、近年のこころの問題が脳イメージング研究などで明らかにされてきた背景から、徐々にその問題を取り上げるようになってきました。やっと疼痛の脳研究は端緒についたばかりかなと思った次第です。ここまでくるのには相当の時間がかかったということを何よりも柿木先生は思ったのではないでしょうか。リハビリテーション療法士も、このスタートラインに研究者、医師と同時につくことが大事ではないでしょうか。うちの研究グループの方向性は間違っていないとある程度な確信をえました。研究室では疼痛の研究を推進してくれる者を積極的に求めたいと思います。
さてさて、昨日は大変でした。めまい、嘔吐、腰痛が醜く、座っているのも大変でしたが、見事な座長さばきでした。笑。僕は講演するよりも、座長や司会業が向いているのかな。編集能力の方が発揮できると思います。。。
6月終わりから昨日までほとんど出張で奈良にいたのは3日。過労は否めない状況でした。「無理をするな」といわれますが、私がスケジュールを決めているわけではありません。笑(私は基本堕落した心を思っています)。そして講演(授業もそう)などは休むことはできないわけなのです。代行できないということは、プロフェッショナルとなったのでしょうか?笑。まあ私の哲学は「無理ができるときに無理をしておく」なのです。20代~30代前半なんか特にそう。仲間と研究で朝4時になったことなんかしばしば。「やすのり!」それより心配なのはペインの仲間たちです。彼らも年をとり、過労で検査や入院となっています。バトンタッチの意識を急ぐ訳です。対象者のために研究をとめるわけにはいかないので。
さて、今日はオープンキャンパスです。個別相談ですが、腰や自律神経もつかな??多数の人々をお待ちしております。終わり次第、大分、徳島の講演資料に向き合います。明日は院生の論文を修正したり、自分の原稿に向き合ったりの仕事です。
さてさて、昨日は大変でした。めまい、嘔吐、腰痛が醜く、座っているのも大変でしたが、見事な座長さばきでした。笑。僕は講演するよりも、座長や司会業が向いているのかな。編集能力の方が発揮できると思います。。。
6月終わりから昨日までほとんど出張で奈良にいたのは3日。過労は否めない状況でした。「無理をするな」といわれますが、私がスケジュールを決めているわけではありません。笑(私は基本堕落した心を思っています)。そして講演(授業もそう)などは休むことはできないわけなのです。代行できないということは、プロフェッショナルとなったのでしょうか?笑。まあ私の哲学は「無理ができるときに無理をしておく」なのです。20代~30代前半なんか特にそう。仲間と研究で朝4時になったことなんかしばしば。「やすのり!」それより心配なのはペインの仲間たちです。彼らも年をとり、過労で検査や入院となっています。バトンタッチの意識を急ぐ訳です。対象者のために研究をとめるわけにはいかないので。
さて、今日はオープンキャンパスです。個別相談ですが、腰や自律神経もつかな??多数の人々をお待ちしております。終わり次第、大分、徳島の講演資料に向き合います。明日は院生の論文を修正したり、自分の原稿に向き合ったりの仕事です。