百歳に向かってもう一度歩いて世界一周

平成7年1月1日より歩いて世界一周に挑戦して居ますので引き続き続けますのでご照覧あれ!

お盆の13日

2012年08月13日 18時23分42秒 | 随想

   8月13日(月) 平成17年1月1日より 2,791日目       
        歩いた歩数       その距離   
       17,187歩     12,031m
総計 39,094,855歩 27,366,399m
ドイツ・オランダ、ベルギー.フランスパリ.ロンドン経てバーミンガムに向かう、後 17,470m

 無宗教の私にも「お盆」はやってくる。子供の頃は東京で育ったので「お盆」は7月だったが、飯山に来てからはひと月遅れの8月の習わしとなった。私が「今日は盂蘭盆だ」と言うと、妻は「違う!裏盆は8月1日、今日はお盆の入りの日」と言う。私は宗教心など、さらさら無いが亡くなられた先祖に思いを致し、今ある自分の先祖に感謝の念を改めて思い起こすことは、人間としての務めであり、人間としてなさねばならぬ要件だと思っている。それは宗教心ではない。人間の務めだ。

 1日にはママがお墓の清掃をし、お花を供えてくれてあったので、今日改めて妻と墓参りに行って来た。墓参の帰りは夕方のウォーキングで妻に車を渡して綱切橋に廻り堤防を歩いて戻った。道々人生を振り返り、自分の人生の締めくくりも考えなければと思った。ある葬儀社の記事に一般に行われている葬儀とは違うが、感動した姿が語られて居たのを思い出した。

 家族だけの密葬・勤務先には知らせないで告別式のあとに報告した葬儀・お坊さんもお経も無い葬儀・故人を偲ぶ音楽葬・広い大洋に散骨する海洋葬など残された家族が故人の意志を尊重して行われた感動の葬儀を思い出しながら歩いたが、自分の葬儀はどの様に伝えたら良いのだろう。

 自分の葬儀は、血の繋がった身内だけの家族葬で済まし、日を改めて関係者で相談してもらって会費制の「お別れ会」をやって貰えたらなどと思った。本音は戒名など付けないで欲しいのだが・・・