ちょっと時間早いですが、ここで一杯飲んでいきましょか、
いつも混んでますけどね、
ちわ、
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大将がちゃんと差配して、入れてもらえます、
スイマセンな、ここ、ちょっと詰めてもらって、はい、こっち側へ、はい、
で、ここへお二人、入ってください、
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ほな、ワタシは「はまち」と「鯛」ください、
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ほら、立ち飲みとは思えないエッジの効いた刺身ですわ、
こら値打ちありますわな、
燗酒に刺身、今の季節はやっぱりこれですな、
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ほんでね、今日もまた“言葉は移り変わる”ちゅう話なんですけどね、
聴いてもらえます、
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いや、ワタシももう古い人間ですからね、
若い人の言葉遣いが気になるんですけどね、
そらまあ、しゃあない、言葉遣いちゅうのはどんどん移ろうもんですからね、
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そやけどね、単語が変るのは結構気になりますわ、
それもね、この前話した“ジャンパー”が“ブルゾン”に変る、みたいな話ではなく、
字が一緒で読みがいつのまにか変ってる、ちゅうのが、ワタシ、最近とっても多いんですわ、
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こらもう、ワタシの常識がおかしいんとちゃうかな、と生きていく自信無くしてますねん、
え!?そないたいそうな、って?
いやいや、それくらいワタシとしいぇは受け入れられへん“読み”があるんですわ、
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最初はね、あんまり気になってなかったんですけどね、「世論」の読みですわ、
これ、なんと読みます、“ヨロン”、そうでっか~、
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いや、ワタシはね、絶対にね、昔はね、NHKもね、“セロン”と読んでたような気がするんですが、、、
違いますかね、
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まあ、これはエエんですわ、まあ、そうなんかな、という感じやったんでね、、、
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最近、よく聞いて違和感アリアリなんが「茶道」、これなんと読みます?
ワタシはね、間違いなく、数十年前は“サドウ”って読みました、はい!
高校にあったのは「茶道部」=“サドウブ”でしたわ、
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これがね、最近の放送では“チャドウ”って読むんですわ、これはおかしい!
なんでもね、本来“チャドウ”が正しいらしいんですが、、、ワタシはやっぱり“サドウ”やなあ、
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まあ、これもワタシの勘違いかもしれんし、ちゃんと説明があるので許すとしてもね、
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どうしても許せんのが、、、「秋田犬」ですわ、
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これ、ワタシはずっと“アキタケン”と読んでいたのですが、
この前、別の立ち飲み屋でね、隣りのお客さんに教えてもらたんですが、
最近はね、「秋田犬」をね“アキタイヌ”と読むそうです、ほんまでっか?
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それはないですよね、
「柴犬」は“シバケン”やけど、“シバイヌ”も、まあありましたな、たしかに、
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しかし、“アキタイヌ”とは、、、これはないわ、、、そう読んだことない、
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と、憤慨してたら、この前TVでね、なんと「松坂牛」をね“マツザカウシ”と読んでたんです、
アカン、こえはもうアキません、ワタシの常識はもうまったく崩壊です、
日本語はどないなってるんや、ホンマに、、、
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え!?
アンタ、云うたらなんやけど、もともと常識おませんやん!!ってか、
ほっといとくれ!!
大将、燗酒、お代わり!!
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【今日のお店:新梅田食道街「奴」】
大阪梅田の新梅田食道街、闇市の名残の狭い通路もガード下の食堂街ですが、
エエ店がいくつもあります、
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その中で一番よく立ち寄るのがここ、立ち飲みの「奴」、
両側鈍角のコの字カウンターはパッと見10人ほどで満員ですが、、、
ダークに詰めたら15人くらい飲んでる時もあります^^)
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ほんで、おすすめは刺身、とにかく刺身のクオリティが高いです、
エッジの効いた「はまち」や、
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「鯛」、
「鰤」なんかが、
リーズナブルです、
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前はね、刺身に醤油ぶっかけスタイルでしたが、
最近は醤油の小皿も出るようになりました、
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他にも料理一品がカウンターにずらりと並んでます、
美味しい料理でちょっと一杯、
とっても幸せな気分になれるお店です、
ぜひ、一回入ってみてください、
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