なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事55~
先週の週間陽性率は5.9%と横ばい、感染者数・検査数とも比例して増加、これは何を意味しているのか?
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12月13日(日)までの1週間の陽性率は5.9%と前週から横ばい、
そろそろ陽性率が下がり始めるという『独酌酔言の楽観的な予想』は外れました、
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感染者数・検査数とも比例的に増えています、
これは一体何を指し示しているのか?
今週も興味深い数字です、
(各日までの1週間の平均陽性率)
陽性率 検査数 陽性者数
6月21日 0.5% 73911 435人
6月28日 1.3% 39103 526人
7月5日 2.6% 43392 1132人
7月12日 3.4% 57911 1980人
7月19日 3.8% 81922 3140人
7月26日 5.9% 80286 4742人
8月2日 6.0% 121121 7304人
8月9日 6.1% 164877 10094人
8月16日 4.5% 176032 7931人
8月23日 4.9% 143766 7033人
8月30日 4.4% 124531 5517人
9月 6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日 2.7% 132914 3573人
10月18日 2.8% 134620 3744人
10月25日 2.8% 139830 3878人
11月 1日 3.1% 147810 4612人
11月 8日 4.2% 140243 5940人
11月15日 5.5% 173776 9591人
11月22日 6.2% 217199 13502人
11月29日 6.1% 236143 14474人
12月6日 6.1% 251480 15445人
12月13日 5.9% 292670 17189人
※厚労省発表日報から集計
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◆5週連続で陽性率が6%前後、これは何を意味しているのか?
①感染拡大は確実に続いている
感染者数が5週前の3倍に!!確実に感染は拡大しています
②感染拡大のスピードは一定
陽性率が5週連続の横ばい、先週はもう少し下がるのではないかと期待しましたが、、、
思ったよりコロナはしぶといです、季節要因もあるので流行はしばらく続くのか、、、
しかし、欧米のような感染爆発には至っていない、という見方も出来ます、
一定の規律正しいスピードを保ちながら感染を広げているコロナ、
やはり東アジアでは、なにがしかの歯止めの枠組みがあるように感じます、
③検査体制は感染拡大に対応できている
春の流行では検査数の少なさから陽性率が10%を越える場面もありました、
しかし、感染者が5週前の3倍に増えた現在でも陽性率が大きく増えないのは、
しっかりクラスターや濃厚接触者を追えているし、
しっかり検査も行なわれている、というふうに見て良いと考えます、
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◆問題は医療体制の逼迫
これだけ感染者数が増えているので医療現場が逼迫するのは必然かと思います、
が、逆に言うとこれ以上増えたら本当に医療現場が崩壊してしまうのではないかという恐怖を感じます、
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欧米では1日辺りの感染者数が、日本の10倍以上になっている地域もあります、
それでもなんとか持ちこたえている、
もちろん各国により事情は違うので、本当に持ちこたえているのか?疑問視する声もありますが、
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それにしても日本の医療体制は1日当たり@2500人ほどの感染者数で逼迫するのか?
日本の医療はもっと優秀ではなかったのか?と思ってしまう、、、
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◆医師数が実は少ない日本??そして地域格差が問題らしいです、これは中長期的課題です
医師不足は以前から叫ばれていたようです、
あまり勉強していませんが『OECD加盟国中最下位程度の医師数』なんていうショッキングな記事もあります、
(2016年の記事です)
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最近は医師数も増加しているそうです、でも、、、
都市部ではそんなに感じませんが、地方の医師不足はもう確実に起こっているようです、
慢性的な医師不足!地域格差!
そんな中でのコロナ対応、
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国も『最大限の努力』とか『関係部署と連携して』とか『絶対に医療崩壊を防ぐ!』 という抽象的掛け声だけでなく、
どのようにして医療現場の崩壊を防ぐのか、しっかりと伝わる言葉と具体的な行動で対応して欲しいです、
そして、来るべき次の新型ウイルス襲来に備えて、医療体制再構築の中長期的な展望を示すべきだと思います、
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◆そして、ワクチン接種が開始されました
ついに英国でワクチン接種が始まりました、
本当に年内にワクチンが開発されるとは、、、ヒトの叡智も想像以上です、
米国もワクチンを承認、接種が始まります、
第3相をスキップしたロシアのワクチンもそれなりの精度があるようです、
中国の精度も高いそうです、
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で、日本国内のワクチン開発は、、、まだまだ、、、相当出遅れています、
これは技術の問題ではなくお金も問題かな、
ワクチン開発への政府の投資額、米国や中国に比べると圧倒的に見劣りする予算です、
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それでも、2021年上半期には日本国内でもワクチン接種が始まるでしょう、
海外3社との購入計画、これはこれで由として、
来たるべき次の新型ウイルスの襲来に備えて、ワクチン開発の道筋も考えておくべきですね、
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安部さんが経済対策に多額の投資をしたにもかかわらず、景気は浮揚せず、
環境や科学、芸術分野への投資が少ないように思える日本政府、
そこらのビジョンも首相に示して欲しいところではあります、
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◆GOTOトラベルはどうなんだ!!??
先週はこの議論が活発でした、、、が、、、
ちょっと長くなったので、今週はここまで、
GOTOトラベルについては来週書きましょう、
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