なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事116~先週の陽性率は30.4%(先々週21.8%)、感染拡大のピークが続きます、死亡者急増、オミクロンBA・2も登場!
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【先週のまとめ】
先週の陽性率は13.6%⇒21.8%⇒先週30.4%ととどまるところを知りません、
病床逼迫、死者急増、
見做し陽性、療養期間7日、自己健康観察など、
検疫態勢の崩壊か?インフルエンザ化か?
新型オミクロンBA・2も登場、
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◆感染拡大は4週目に突入します
陽性率30.4%!!
検査した人の3人に一人が陽性という、とんでもない事態になっています、
市中には検査網では捉え切れていない潜在感染者が相当数いると思われます、
もはや、人智で感染拡大を止めることは出来きない、
自己防衛に努めて嵐が過ぎ去るのを待つしかありません、
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7日間毎の全国の陽性者数の推移
(~1月2日) 2777人
(~1月9日) 2万3168人
(~1月16日) 9万5498人
(~1月23日) 26万8284人
(~1月30日) 46万3354人
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30日(日)の全国の感染者数、
赤色のエリアが過去最高の感染者を更新したエリア、
赤色が少ないのが希望の光、
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直近の都道府県別10万人当りの感染者数はこちら、
沖縄は別格として、やはり人口に比例して感染割合も高いように観えます、
(NHKニュースサイトから転載)
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先週までの陽性率、
陽性率 検査数 新規陽性者数
2021年
3月21日 2.3% 375025 8765人 ※21日緊急事態宣言全面解除
3月28日 3.0% 364712 11211人
4月4日 4.1% 383080 16018人 ※大阪・兵庫・宮城にまん延防止措置等適用
4月11日 5.4% 381306 20536人
4月18日 5.8% 456329 26426人 ※大阪府、緊急事態宣言発出を政府に要請
4月25日 6.0% 539640 32585人 ※大阪東京他、4月25日~緊急事態宣言発出
5月 2日 6.4% 542061 34811人
5月9日 7.8% 457873 35802人 ※緊急事態宣言5月31日まで延長・地域拡大
5月16日 6.8% 658101 44961人 ※5月16日北海道、広島、岡山に非常事態宣言
5月23日 5.5% 659869 36286人 ※5月23日から沖縄に緊急事態宣言
5月30日 4.6% 589322 27400人 ※緊急事態宣言6月20日まで再延長
6月6日 3.1% 602455 18649人
6月13日 2.9% 467753 13499人
6月20日 2.5% 411848 10178人 ※6月20日沖縄以外の緊急事態宣言解除
6月27日 2.6% 405628 10457人 ※小池知事休養中
7月4日 2.6% 416705 10919人 ※都議選で自民党実質敗北
7月11日 3.4% 394418 13314人 ※東京12日より4回目の緊急事態宣言
7月18日 4.1% 474414 19742人
7月25日 7.0% 386623 27234人 ※東京五輪開幕
8月1日 10.5% 580346 61157人 ※8月2日より6都府県に緊急事態宣言
8月8日 14.1% 646433 90958人 ※五輪閉幕
8月15日 16.6% 672232 111601人 ※緊急事態宣言9月12日まで延長
8月22日 18.3% 814829 149057人 ※パラリンピック開幕
8月29日 16.8% 931891 156931人
9月5日 13.4% 915614 122628人 ※菅総理退陣決まる
9月12日 9.3% 805362 75093人
9月19日 5.8% 711092 41053人
9月26日 3.8% 499717 19240人 ※緊急事態宣言解除の見込み
10月3日 2.4% 492203 11699人 ※9月30日ですべての規制解除
10月10日 1.5% 411006 6311人
10月17日 1.0% 396772 3914人 ※陽性者数が激減
10月24日 0.7% 327349 2384人
10月31日 1.6% 368684 5918人
11月7日 0.4% 319680 1427人
11月14日 0.4% 361803 1283人
11月21日 0.3% 336036 1013人
11月28日 0.2% 310456 729人 ※オミクロン株が拡大!!
12月5日 0.2% 337907 766人 ※オミクロン株国内でも3例確認
12月12日 0.3% 337968 761人
12月19日 0.3% 336563 1088人 ※オミクロン株、国内で50例以上
12月26日 0.5% 324927 1738人 ※国内でオミクロン株市中感染始まる、モルヌピラビル国内承認
2022年
1月2日 1.1% 251123 2777人 ※第6波の入口か?
1月9日 5.4% 429162 2万3168人 ※第6波に突入 沖縄/広島/山口にまん延防止等重点措置が適用
1月16日 13.6% 702929 9万5498人 ※大感染爆発状態、1都10県にまん延防止等措置検討
1月23日 21.8% 1228371 26万8284人 ※第6波ピークに
1月30日 30.4% 1522311 46万3354人 ※検疫体制崩壊の兆し
(厚労省HP日報から算出)
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◆どこまで増える感染者数
1月30日の感染者数が78128人(自治体発表)、厚労省の統計では84942人(陽性者数)、
最悪の場合、今週は10万人を越えるかもしれません、
つい先日まで、海外での感染者が20万人、30万人という数字を聞いて“対岸の火事”かと思っていましたが、
日本国内でも最悪の場合、20万人なんていう数字も出るかもしれません、
ちなみに最近の英国の感染者数は7万人ほど(1月29日)、
ほぼ英国と同じ数字になりました、
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英国と比較してみると、
英国:人口約6722万人、1日の感染者数最大値 21万8705人(22.01.04.)
日本:人口約1億2570万人
単純に比例推計値を出すと、
国内の感染者最大予測値は1日@40.9万人!という数字になります、
ま、ここまでは行かないと思いますが、
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『感染予防の基本行動』(マスク着用・手指の消毒・3密回避)励行率が高いのが一番の要因かな、
仮に1日@10万人が感染しても、英国の約25%の感染率に押さえ込んでいるということです、
10~20万人の間に国内のピークがあると考えます、
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◆ワクチン追加接種(3回目)状況
28日(金)現在のワクチン接種状況、
(首相官邸HPから転載)
この1週間の全接種回数は166.2万回、
うち3回目接種が147.9万回、
やっと3回目接種が動き出しました、
全接種回数/3回目接種
(1月8日~14日) 61.8万回/36.6万回
(1月15日~21日) 108万回/82.5万回
(1月22日~28日) 166.2万回/147.9万回
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◆世界の接種回数
状況は先週と変わりません(1月28日分まで)、
(日経+英フィナンシャルタイムズHPから転載)
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◆年代別では、20代の感染者が増加
1月23日までの東京都の年代別感染者数比率、
1月30日までの東京都の年代別感染者数比率、
(NHKニュースサイトから転載)
傾向は変わらず10代~30代の感染者が全体の67%、
10代が22%まで増加、40代と70代も少し増加傾向です、
まん延防止等重点措置では家庭や学校、施設での感染拡大には打つ手無しの状況ですね、
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◆東京都の病床使用率37.6%に(國基準)、そして全国で死者増加
1月23日現在、
1月30日現在、
(重症者病床使用率)
(1月14日) 1.0%(都基準)5人/510床 17.4%(国基準)256人/1468床
(1月23日) 2.5%(都基準)13人/510床 28.5%(国基準)419人/1468床
(1月30日) 4.5%(都基準)23人/510床 37.6%(國基準)552人/1468床
現状、最も大切な“病床”も逼迫しつつあります、
すべての入院者・重症者に医療が行き渡る体制の維持が最優先です、
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◆気になる死者数増加
この1週間で死亡者が急増しています、
死者数の推移
24日 18人
25日 42人
26日 34人
27日 47人
28日 47人
29日 38人
30日 31人
合計 257人
グラフで観ると、
う~ん、重症化リスクが少ないと考えられているオミクロン株ですが、
これだけ感染者母数が増えると、やはり死者数も増加します、
しかし、積極的に感染拡大を止める施策は無い、、、
(3回目接種はその大きな施策ですが、、、第6波には間に合わない、、、)
(経口薬投与も行なわれて、この数字)
なんとかしたいけれども、、、
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先週の「コロナ115」でも書いていますが、
第6波対策、いまは専守防衛しかない、
医療体制の維持、エッセンシャルワーカーの確保、感染予防の基本行動の履行、
この3つだけ、以上、、、な感じです、
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◆終息時期を占うデータ
沖縄の感染状況、
うん、たしかに減少には転じているように観えます、
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山口県、
広島県、
東京都、
増加開始から4~5週間は増加が続くようです、
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先行国の英国の推移、
やはり、、、
さて、どうなるかな?
希望的観測を書きたくなるデータです、
が、減少傾向がやや弱いのもあるので、、、まあ今週は我慢します^^)
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◆検疫体制の崩壊か?インフルエンザ化の兆候か?
感染者の急増に伴って、一般社会への検疫体制が大きく変わっていきます、
・検査体制が追いつかないので ⇒ 見做し陽性の容認(検査無しでも陽性判定できる!!)
・社会経済活動の停止は避けたいので ⇒ 濃厚接触者の待機期間を7日に短縮
・保健所も手が回らないので ⇒ 健康な50歳以下は自分で健康観察!
と、先週は矢継ぎ早に新たな変更が発表され、
一般社会への検疫体制が事実上崩壊したように観えます、
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もちろん、これは政治や行政の怠慢、無責任、努力不足を追求という側面をありますが、
考現学的に観ると、これは『オミクロンのインフルエンザ化』と観ることもできます、
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つまり、現在の状況は政治行政学的には誰がどう責任をとるべきか?という議論の出発点になりますが、
考現学に観ると(政治や行政の思惑とはいえ)実際の社会行動は“対インフルエンザ行動”に似通ってきているということです、
もちろん、オミクロンがコロナ禍のインフルエンザ化の前兆であるという確証はまだありません、
油断大敵、まだまだ未解明の部分も多いので、いつなにが起こるかは分らない、
でも、社会の行動は(今のところですが)望むと望まざるとに関わらず、
ある方向に向いているのもたしかです、
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◆オミクロンの特徴とBA・2の登場
こちらの特集記事が興味深いです、
東京大学准教授佐藤さんの発言、
一読をお奨めしますが、要点を書き出すと、
① オミクロンの感染力は高い
② オミクロンの重症化率が低いのはある程度科学的にも認められている
(気管支に留まり肺への侵攻がすくないため)
(逆に云うと、気管支に留まっているので、呼気での感染力が高い)
③ 新型のオミクロン「BA・2」が登場
これは現状のオミクロン「BA・1」の亜流ではない、
より感染力が強い
④ オミクロンはコロナ終息のサインか?
ウイルス学的には根拠はない、
楽観視してはいけない、風邪やインフルエンザより致死率が高いかもしれない
⑤ そして、、、今後も新種の変異株が現れる可能性はある、、、
バランスの取れた分りやすい記事です、
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たしかに『オミクロンのインフルエンザ化』という論調での楽観視は現状では危険です、
最悪のケースを想定して、あらゆる準備を整えておく必要があります、
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しかし、もう2年間もコロナと闘ってきた人類、そろそろ疲弊してきているのも事実、
なんとか早く終息して欲しい!という切なる願いを抱いている人が大半です、
楽観論が出てくるのもやむなし、
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そこで、ここは楽観視とは云わずに、あえて『希望の光』と云っておきましょう!
一縷の望み、ほんの僅かな小さな光でも『希望の光』があれば前に進むことが出来ます、
オミクロンを制圧して、元の生活が戻ってくる!かも、と切に願う人々、
『希望の光』は小さいですが、たしかにあります、そこに向かって進むしかない、
そして、佐藤准教授も仰っているように
人間にとってより脅威となる変異株が出てこないとも限らない、
これもまた、その通りだと思います、
これが最大の恐怖、
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