先週の陽性率は43.0%、第7波の始まりの7月初旬のレベルまで減りました、
感染者数は減り続けていますが、陽性率はまだ高いレベル、まだまだ感染流行期であると考えるのが良さそうです、
減少スピードもやや鈍化しているようにも観えます、
今後の焦点はどこまで減少するのか?いつ、反転増加に転じるのか?
個人的には沖縄県がその指標になるような気がしているので、しばらく沖縄県を中止します、
、
引き続き『感染拡大予防の基本行動』=屋内などでのマスク着用・手指の消毒・3密の回避を継続しましょう、
とりあえず、あと2週間くらいで相当落ち着くと考えますが、その先は・・・???
、
◆感染者数の推移
全国レベルでは、感染者数は予想よりも順調に減少していますが、陽性率はそれほど下がらないようです、感染が継続しています、
死者数、BA.5は『重症化率が低い』というイメージが先行しましたが、実際には多くの犠牲者が出てしまいました、
東京都、やはり減少スピードがやや鈍ってきたように見えます、少し心配、
先行組の沖縄県、こちらも減少が続いています、
さて、いつ反転するのか?ここ沖縄が指標になるような気がしています、しばらく注視、
(いずれのグラフもNHKニュースサイトから転載)
、
◆年代別感染者割合
やはり9月は平均化してきています、
若年層が増えたように見えますが、これは感染者減少による平均化のような気がしています、
『新学期が始まったから』という要因もあるでしょうが、
やはり、感染者全体の母数が減ったので平均化して(7月以前に戻って)きた、という風に考えます、
、
◆陽性率
陽性率 検査数 陽性者数
2022年
6月5日 15.4% 900904 13万8868人 ※5カ月ぶりの低い陽性率!このまま減少が続くか?
6月12日 15.5% 701208 10万8950人 ※検査数・陽性者数とも減少で横ばい、1月以来の少ない検査数
6月19日 6.6% 1502581 9万8425人 ※陽性者も漸減も検査数が2倍、統計上の異常値
6月26日 14.6% 705992 10万2766人 ※陽性者数が微増も“緩やかな減少期”
7月2日 20.1% 679697 13万6357人 ※陽性率10週振りに反転増加!新たな局面へ
7月10日 35.0% 770971 26万9760人 ※いきなりの第7波、BA5の感染ピーク直前?
7月17日 40.3% 1386060 55万9111人 ※2月下旬以来の陽性率40%超え
7月24日 60.0% 1612620 96万9068人 ※過去最高の陽性率!感染者約97万人!
7月31日 67.2% 2051980 137万9099人 ※ピークはどこなのか?感染者約138万人
8月7日 73.8% 2027358 149万6968人 ※ピークも感染拡大スピード鈍化
8月14日 71.2% 1945952 139万5301人 ※感染ピークか?
8月21日 74.7% 1977228 147万6374人 ※お盆で陽性率反発か?感染継続期に入る
8月28日 73.8% 1937512 143万1637人 ※高いレベルの感染継続があと3~4週間は続く
9月5日 52.3% 1894375 99万1922人 ※感染者数100万人を割る、減少局面か?
9月11日 52.2% 1395618 72万9755人 ※陽性率は下がらず、感染者は減少
9月18日 45.2% 1248056 56万3880人 ※陽性率も減少開始?
9月25日 43.0% 903141 38万7967人 ※感染継続期、さらに減少か?反転か?
(厚労省HP日報から算出)
、
◆感染者の一律把握を見直し
これまで、すべてのCOVID-19感染者の全数把握をしてきた日本ですが、
9月26日よりこれを略化、全数把握は一旦終了しました、
医療現場の負担を軽減するのが主な目的、
取り残される感染者が発生しないような対応も併用される予定(最初はバタバタするでしょうが)、
大きな“コロナのインフルエンザ化”の流れからすると妥当と考えます、
、
しかし、感染者の全数把握が無くなるということは、正確な【陽性率】が出せない、ということでもあります、
今後は何らかの方法で【推定(見做し)陽性率】を観ることになるのか?
定点的な陽性率の観測ができなくなるかもしれません、
この辺りはまだ未定、どうすればよいのか?考えます^^)
、
、