先週末の連休に北アルプス白馬岳を登ってきました、
1日目はトラブルあり、雨にも降られましたが、それもまた思い出、
2日目は晴天、素晴らしいパノラマを存分に味わうことが出来ました、
岩だらけの下山道では膝が笑いました、筋力不足だなあ、、、
山を始めてまだ8年、まだまだひよっこですわ、
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でも、山は本当に楽しい、苦しいけどまた登りたくなる、これだけは間違いない、
で、今日の独酌酔言は『人はなぜ山に登るのか?』という哲学的な問いについてです、
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人はなぜ山に登るのか?
そこに山があるからだ、
という哲学的な問答が有名ですね、
これについてはのちほど書くとして、、、
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人はなぜ山に登るのか?
実際に登ってみるとその理由は簡単に実感できます、
あくまでワタシの場合ですが、その理由は、、、
観たことがない風景を観ることが出来るからです、
山の上の風景はホントに素晴らしい、
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でも、ガスの中や雨天では風景も見えません、
何度も登っている山の風景は観慣れている?
それでも、また登りたくなる
ならば、、、付け足すと、、、
苦しい思いをして登った後には、観たことがない風景が拡がっているから、
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この“苦しい思いをして”というところも重要なようです、
苦しい思いがあるからこそ、その後のご褒美がより素晴らしく思える、
山頂で食べるおにぎりはいつもメチャ美味しいのは、
この“苦しい思い”をしているからだと思います、
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“苦しい思い”があるから達成感も大きい、
こちらのサイト ⇒ の説明がわりと近いような気がします、
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「楽(らく)」と「楽(たの)」しいの違いについて考察されています、
興味深いですね、
「楽(らく)」は「楽(たの)」しくない場合が多いのですね、
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もちろん、山を登る理由は十人十色、いろんな理由があると思います、
極端なケースはこちらの映画「クレイジー フォー マウンテン」、
こちらでは“命を懸ける”ことで自らの存在を確認出来る、
という極端に危険なモチベーションが紹介されています、
ま、これもまたあり、
ワタシは怖くてこの映画を観ることができませんでしたが、、、
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もう一つの視点、
毎度お馴染みNHKのチコちゃんに教えていただきました、
よく似た命題ですが、『人はなぜ旅にでるのか?』、
ここでは、東京大学の教授が以下の3つの要因を挙げられています、
・知恵
・情報ネットワーク
・好奇心
詳細はお読みいただくとして、
この3つのうち、人が旅をする最も大きな原動力は“好奇心”だそうです、
唯一、好奇心で旅をする動物がヒト、らしいです、
うんうん、分ります、
日本に来る海外からの観光客の大きなモチベーションはやはり“好奇心”のような気がします、
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ワタシが登ったことがない山に行きたくなるのも“好奇心”、
何度も同じ山に登るのは“苦しい思いの後にあるご褒美”かな、
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さて、冒頭に書いた有名な哲学的問答、
これは1923年、英国の登山家マロリーがNYタイムズの記者の質問に答えた言葉だそうです、
人はなぜ山に登るのか?
そこに山があるからだ、
う~ん、如何にも哲学的で面白いのですが、
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これがどうも実際のやりとりのニュアンスとは違う!?というお話があります、
こちらのサイト ⇒ が分かりやすいです、
この質問の原文は、
Why did you want to climb Mount Everest?
なぜあなたはエベレストに登りたいのですか
Because it’s there.
それがそこにあるので
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質問はエベレストに登る理由を訊いています、
それに対しての答えは、
itがそこにある=エベレストがそこにあるからだ、というニュアンスです、
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真意は分りませんが、それほど哲学的な話では無いような感じです、
エベレストは世界最高峰、世界で最も高い山、それに登りたいという、
いたってリアルな動機が語られていただけかも知れません、
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それが日本語に訳されたときに、
人はなぜ山に登るのか?
そこに山があるからだ、
という、とっても哲学的でロマンティックなフレーズに変換されたようです、
ま、よくあるお話、
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なぜワタシは山に登るのか?
それは好奇心とご褒美のため、
うん、今のところワタシはこれが一番しっくりきています、
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