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ステラの高原へいらっしゃい!

標高1100mの星降る清里高原の自然の中で生活するステラのペンションエストレリータの素敵なゲストと楽しい出来事のご紹介

清里はスイスだ?

2008年12月08日 | 清里高原
「わー!綺麗!」今朝はベランダからの八ヶ岳は真っ青な空に白銀の清らかで崇高な美しさで思わずお客様達も叫んで、寒いベランダへ出られました。


「清里はスイスだ」エストレリータの暖炉の前に俳優の川辺久造さんと奥様の松下砂雅子さんが書かれた色紙があります。



冬が近づいて山々が白く輝きだすと本当に海外の風景かと思うほど素敵です。日本のスイスっておっしゃるのも分かるように思います。
朝日に雪が染まって頂上の山小屋の窓に反射してキラキラと輝いているのを望遠鏡で覗くのも楽しいですね。表紙画像は赤岳頂上の山小屋。
今日は夕方も八ヶ岳、南アルプス、富士山が夕日に淡いピンク色に染まって綺麗でした。
スキー場もオープンを控えてライトが輝きました。

青い空に雪がピンクに染まった山々・・・そんなイメージ??の草履を編んでみました。って言ってもほとんど手伝っていただきましたけれど・・。画像も先生が編んでくださってますね。
ブルーと白の生地に赤いリボンを織り込んで見ましたけど??
 


STELLA・MARIS

2008年12月07日 | ペンションエストレリータのお客様
「そこから甲斐駒は見えたかな?」数年ぶりに懐かしい声が電話から・・・「先生!お久しぶりです。スケッチですか?少し車で出て頂く見えますよ」またいらしてくださるのかしら?あのびっくりするような出会いから数年が過ぎました。

甲斐駒ケ岳と北岳

 

数年前に素敵な紳士がお1人で神戸から来られました。色々と調べられてエストレリータを選んでくださったとの事!ふとどこかでお会いしたような・・どこかでお声をきいたような・・・「ひょっとして学校の先生なさってましたか?」「ええ!神戸の方の学校で英語の教師をね」「ひょっとして学校は・・・」ってお聞きしたら、なななんと中学高校時代の英語の先生でした。二人でこんな偶然ってあるんですねって思わず立ち上がってしまいました。
17年の間にはそんな偶然の出会いがいくつかありましたが・これがステラにとって一番びっくりしたうれしいで再開でした。

六甲山の山の麓から神戸港を見下ろすマリア像・・ステラが登校しはじめた頃は海側を走る電車からはっきりとマリア像が見えていましたが、中学、高校、大学と・・・だんだんとビルが立ち並んで、新幹線が走りと・・探すのが困難になってきました。さて今はもっとわからないかもしれませんね。
母校ステララマリスは、ラテン語で、STELLA=星 MARIS=海 海の星です。 中世ヨーロッパでは、夜空の星を目印にして航海していたようです。 その目印の星の中でも常に北を指している北極星を「海の星」と呼んでいました。つまりSTELLA・MARISとは、北極星!カトリック教会では、ステララマリスは地中海 東岸より見た、西の海に輝く星、 宵の明星 つまり 金星 で聖母マリアのことです。

「ステラマリスとは聖母マリアのことです。ラテン語のSTELLA MARISは、英語のTheStar of the Seaにあたります。海はこの世の中、船は私たち人間、空に輝く星 、聖母マリアの愛の姿を現しています。波乱の多い人生の海を旅する私たちは、いつも聖母マリアの愛の導きのもとに、迷うことなく希望にみち、謙虚 清純 明朗 自律 のこころをもって、荒波を乗り越え進んでいくのです」(海星生徒指標より)


ステララマリスのように導き、光り輝く大きな星ではありませんが、高原のエストレリータは小さくても夜空のどこかにあって、偶然見つけたらなんだか幸せな気持ちになれるようにいつまでも輝いていたいと願っています。

「突然視力が無くなって・・そんな時にギターの音色に引かれて出会った彼と結婚しました。エストレリータでの満天の星空はほとんど私の目には見え無かったのですが、少しでも見えるうちにと連れてきてくれた彼の優しさと澄んだ空気・・心の目で見た満天の星空はとても綺麗でした」って結婚式のお写真を送ってくださったお嬢さんを思い出しています。





 陶芸家 川村 嘉範 さん

2008年12月05日 | 芸術家 作家  写真家
もう17年になりました。高原生活を始めてあっという間だったような・・・長かったような・・・。
都会で生まれて育って、神戸っ子のステラにとってびっくりするような事ばかりで、便利で楽しくて明るい都会が懐かしくて星空を眺めて涙を浮かべた事も何度もありました。

いつ頃からでしょう!今は幸せな気持ちで美しい星空を眺めています。
星、水、空気、自然と時々遊びに来てくれる小鳥や狐、リス・・そして自然を求めて高原生活をしているすばらしい友人達とその作品達に出会えたから・・。

今日はその中のお1人からお手紙とご案内を頂戴しましたのでご紹介しますね。
大泉で執筆活動をなさっているNさんのお宅のピザ焼き釜でピサパーティーをした時にお会いした陶芸家川村氏です。
こちらでも陶芸展をなさっており、ステラもお友達と伺いました。

静かな落ち着いた日本の古典の世界・・能や地歌、本曲(先回ブログでご紹介した祖父の演奏する尺八の世界)を思う作品だとステラは思うのですが・・・。
携帯の画像なので本物のすばらしさが伝わらないのがごめんなさい!



○ 川村嘉範 作品展
11月26日(水)~12月14日(日) 月曜休館
     AM10:00~PM5:00
     (最終日PM4:00まで)
  鎌倉古陶美術館
   〒247-0062
    鎌倉市山之内392-1
    ℡ 0467-25-5641
○新年を迎えるうつわ展
12月2日(火)~12月26日(金) 月曜休館
    11:00~18:00
  関口美術館 東館
    東京都江戸川区中葛西6-15-7

陶芸家 川村 嘉範 
  1954年 岐阜市に生まれる
  1988年 三重県丸柱(伊賀焼)にて修行
  1995年 東京町田にて独立
  2004年 八ヶ岳に移築
    長野県諏訪郡富士見町境5330-1 
     0266-64-2384

是非上記工房へもお尋ねくださいとのことです(行かれる前にお電話してください)

川村さんの個展のご盛況をお祈りするとともに
ステラのブログをご覧になって作品展へいらしてくださる方がいらっしゃると良いなって思っています。
川村さん!またNさんのお家でお会いできるのを楽しみにしています。
ご登場ありがとうございました!

Nさんのお宅には猫ちゃんが一杯、猫部屋もあるくらい・・・お庭にはピザ焼き釜に能舞台まであります。ステラも昨年は篠笛の先生と能舞台でお琴の演奏をさせていただきました。



Nさんのご紹介は彼女のOK!が出れば(笑)ご紹介しますね。

では、次回は高原のお友達 ガラス 大泉在住でお客様達に吹きガラスやサンドブラストも教えてくださっているガラス造形家 藤巻晶子さんとご主人の田中さんのご紹介をします。
    

京都 明暗寺 東福寺 泉涌寺

2008年12月03日 | ステラの休日 故郷 関西
明暗(みょうあん)と書かれた箱を胸から下げて編み笠をかぶった虚無僧をご存知ですか?
この明暗とは私は明暗寺のものですという事のようです。

ステラの帰郷は宝塚~大阪~和歌山~京都・・ぐるっと関西?
久しぶりにふらりと京都のお寺を訪ねてみました。紅葉のピークは少し過ぎていましたが、11月も最後の日曜日で大勢の観光客で賑わっていました。こんなに人の多い京都を訪れたのも初めてです。

京阪電車で東福寺駅で降りて東福寺へ・・

人の流れにまかせて・・・東福寺にまっしぐらの人たちは道沿いにひっそりとたたずむ小さなお寺にはほとんどの方が気づかずに・・そこで流れがとどまることはなく・・・。ステラは懐かしさで思わず閉まった門を開けて中へ・・外の人ごみからはかけ離れた静かな閑静な世界が・・・
「お久しぶりです。如涛の孫です」
祖父は尺八の本曲の師範で名鑑辞典にも名を連ね、のど仏だけがこのお寺の塚に埋葬されております。

 

祖父の傘寿に関西の尺八、琴、三弦の名士の先生方にお越し頂いてお弟子さん方この明暗寺(みょうあんじ)で祝って下さいました。ステラも祖父の尺八と祖母の琴とともに琴と三弦の演奏をしたのを懐かしく思い出します。

祖父は自叙伝なるものを自費出版し、有名な大きなお船のパーサーで、マッカーサー将軍や昭和皇后様、高峰秀子さんが乗船されて、パーサーとしてご接待した事、明暗寺での写真も沢山掲載しておりました。
同じ場所でステラも写真を撮るとなんだか、タイムスリップして一緒に祖父母が並んでいるような気がして・・・。東福寺へ向かう人並みはこのお寺はなんなのかしら?ってちらりと見て通り過ぎて行かれる方ばかりでした。


京都ブログの寄り道の方がながくなってしまいましたね。
東福寺の通天橋(つうてんきょう)は30分も並んでやっと通過できました。こんなに並ぶのはディズニーランド以来かな(笑)
もう紅葉はピークを過ぎて絨毯のように赤や黄色の葉は散っていましたが、まだ綺麗な場所もあって京都の町だからこその美しさかもしれません。





人ごみをさけるように泉涌寺へ・・御座所でお庭を見ながら静かなひとときを・・・天皇家に由来のある格式高いお寺ですね。



成人式の際には七福神巡りもあり、番外に重要文化財の楊貴妃観音像も・・ここでは一人旅の可愛いお嬢さんが美人祈願のお守りを求めておられて、思わず顔があってお互いに照れ笑いを交わしました。

きっと京都のお寺や観光は詳しい方やブログもいっぱいあると思いますのでこのくらいで

帰りになんば駅でクリスマスツリーを撮りました。都会のツリーです!


和歌山の高野山(世界遺産になりましたね)の南海バスの中で落としたメガネが今日バス会社から届きました。メガネも旅から帰ってきました。どこで無くしたか分からなく、大探しさせちゃった皆様ごめんなさい。ありがとうございました。見つかりました! 合掌

またね

2008年12月02日 | 清里高原
「またね!」ステラの好きな言葉、よく使う言葉です。「またいらしてくださいね」・・お客様がお帰りになられる時にも・・。

また明日!また来週!また来月!また来年!

今年もあと1ヶ月で、新しい年を迎えます。
今年のお正月にいらした友人・・毎年お正月には当たり前のように会えたのに・・・来年のお正月にはもう会えません! 
夏にお見舞いに行った少年!また来月ねって言ったのに・・・9月には会えませんでした。
「またね」ってきっともう一度会えますようにって願いがいっぱいこもった言葉!

春に桜、秋の紅葉、冬の雪・・毎年毎年、いつもでも一緒に見たいねって・・。年老いた父、母、病の床にいる親友、いつまでも元気で、早く元気になってと祈ります。

今日貴方と会えたこと、今日も貴方と会えたこと、また貴方と会えたこと、大事に幸せに思って毎日を過ごせますように!

って思っていても毎日、なんだかぶつぶつ言っているステラなんですけどね。

ちょっと一週間関西へ行って来ました。ブログもお休みしてしまって、いつも見てくださっている方、コメントを頂いていた方、本当にごめんなさい。 でもまたブログを書いています。

神戸~大阪~和歌山~京都までぐるっと関西(こんなコマーシャルありました?)・・ご用事?ですよ・・・・。でも今回は久しぶりにちょこっと京都でのんびりする時間がとれました。では、また(すぐに)ご報告しましょう。「またね」

写真はお客様のイラストレータ-FURUYAさんのエストレリータをイメージしたプレゼントしてくださった作品で暖炉の上に飾っています。サンタクロースとトナカイ、チェスの駒は天使です。