中学入試・算数の小部屋

中学入試に出される算数の問題は、一般の人にとっても、なかなか良くできた脳トレです。

2012年浦和明の星女子中学校(第1回)5番

2012年01月25日 | 中学受験算数・問題
次のように、数が書かれた10枚のカードがあります。
【0】【1】【2】【3】【4】【5】【6】【7】【8】【9】

この10枚のカードから2枚を選んで取ります。そして、2枚のカードに書かれた数の積を求め、その一の位の数が書かれたカードも、残った8枚の中から取って、3枚1組を作ることを考えます。
例えば、【2】と【6】を取ると、その積は12で、すでに【2】が取られているので3枚1組を作ることができませんが、【3】と【8】を選んで取ると、その積が24なので、さらに【4】も取り、(【3】【8】【4】)という3枚1組を作ることができます。
このように、10枚のカードから3枚1組を作り、残ったカードでも同じように3枚1組を作っていき、3枚1組が3組作れるようなカードの選び方を考えます。このとき、カードは1枚残ります。

(1)積を作るための2枚のカードの中の1枚に、ある数が書かれていると、他の1枚がどんな数のカードであっても3枚1組を作ることができません。そのような数が2つあります。それを答えなさい。

(2)3枚1組を3組作ったところ、偶数のカードが1枚残りました。このとき作った3組の中には、ある3枚1組が必ず含(ふく)まれています。その3枚1組を答えなさい。ただし、積を作る2つの数は小さい順に書きなさい。


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