blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

6月1日の行状(2)

2008-06-04 22:36:16 | 旅行
東京競馬場では、「日本ダービー」が行われる。
好天もあって、12万人以上の入場があったそうだ。
それでも、ゴールを過ぎたあたりのスタンドには、よく探せば2人くらいは座れる場所がありそうだった。
一緒にいた友人が、目ざとく見つけて2人分の席を確保した。
午後から行ったので当然立ち見を覚悟していたが、大変なファインプレーであった。

ダービーは第10レースだが、第7レースあたりからチビチビと馬券に参加しチョロチョロと負けた。
混雑しているので早めにダービーの馬券も仕入れ、15時40分の発走を待った。
徐々に気持ちが高ぶってくるのを感じる。
やはり、ほかのGⅠとは違う雰囲気がある。

75代目のダービー馬の栄冠は、ディープスカイ号に輝いた。
インが伸びる馬場で、しかもスローペース。
そんな中、4コーナーを16番手で回って大外から突き抜けたのだから、ほかとは力が違ったというよりない。
連れの友人ともども馬券的には軽視していたため、ダービーで的中馬券を手にすることはできなかった。
四位騎手はダービー連覇という大記録を達成したが、私はどちらもナマ観戦したことになる。

この日は第12レースに「目黒記念」も行われた。
私自身は、初めて馬連万馬券を取った思い出があるレースで、「心のメインレース」などとふざけて口にしていた。
今回は4歳の3頭が有力視されていたが、その中でホクトスルタンに狙いを立てた。
結果は横山典騎手の見事な騎乗で逃げ切り勝ち。
押さえとはいえ馬券も的中して、少しホッとした気分で競馬場をあとにした。
的中のミソはやはり、56キロという斤量にあったと思う。
菊花賞でそうも差がついていなかったアルナスラインより2キロもらっていたのはいかにも有利だった。
こういう読みが当たると爽快なのはハンデ戦ならではだ。
私の高配当獲得歴をたどれば、ほとんどがハンデ戦である。
実力のわりに軽いハンデの馬を軸とすれば、たいがいのレースではかなり楽しめる。

その日のうちに名古屋に帰る友人とは、東京駅の中の店で夕食をとった。
お酒も入って、最後のほうは私がボヤキモードに入ってしまい、申し訳ないことをした。
私のような者とこうして長年付き合ってくれているのは本当にありがたいことだ。
今回に懲りずにまた一緒に競馬観戦ができたらうれしい。

早朝から動いてさすがに疲れ、夜の10時を待たずに眠りについた。
いい1日が送れたことに、感謝である。

6月2日の行状は、明日付け以降に。

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