5年前からグループとしては活動していなかったサザンオールスターズが、この夏に新曲を出し、またアリーナツアーもやるという。
活動休止とは言いながら、さすがにもう復活はないと30年来のファンである私でも思っていたから、このニュースには少なからず驚きがある。
今年がデビュー35周年というから、休んでいる期間がやたらに長いとはいえ息長く続けているものだ。
これだけの時間を常に注目を浴び続けながら第一線で活躍していること自体がとてつもないことだと思う。
90年代以降はさすがにグループとしては寡作になり、書かれる曲のテーマも初期と比較して大きく変化した。
今回の活動再開に、今さら夏や湘南で押してくることはあり得ない。
あらためてグループとしてどういう曲を出してくるのか、近年の桑田佳祐名義の作品との差別化はできてくるのか、長年のファンだからこその興味がある。
私は、80年代前半に毎年のようにアルバムを出していた勢いのある時期がいちばん好きであり、1985年に出た二枚組のアルバム「kamakura」までがロックバンドとしてのサザンの姿ではないかとすら思っている。
外部の腕ききミュージシャンやプロデューサーを入れるようになってからは、打ち込みオンリーの曲が増えたりしてバンドらしさはかなり薄れた気がするのである。
今このタイミングでまたバンドとしての活動を再開するにあたって、「しばらくはサザンはなくならない」という安堵感と、今あえてバンドでどんな曲を?という疑問が交錯する今夜であった。
活動休止とは言いながら、さすがにもう復活はないと30年来のファンである私でも思っていたから、このニュースには少なからず驚きがある。
今年がデビュー35周年というから、休んでいる期間がやたらに長いとはいえ息長く続けているものだ。
これだけの時間を常に注目を浴び続けながら第一線で活躍していること自体がとてつもないことだと思う。
90年代以降はさすがにグループとしては寡作になり、書かれる曲のテーマも初期と比較して大きく変化した。
今回の活動再開に、今さら夏や湘南で押してくることはあり得ない。
あらためてグループとしてどういう曲を出してくるのか、近年の桑田佳祐名義の作品との差別化はできてくるのか、長年のファンだからこその興味がある。
私は、80年代前半に毎年のようにアルバムを出していた勢いのある時期がいちばん好きであり、1985年に出た二枚組のアルバム「kamakura」までがロックバンドとしてのサザンの姿ではないかとすら思っている。
外部の腕ききミュージシャンやプロデューサーを入れるようになってからは、打ち込みオンリーの曲が増えたりしてバンドらしさはかなり薄れた気がするのである。
今このタイミングでまたバンドとしての活動を再開するにあたって、「しばらくはサザンはなくならない」という安堵感と、今あえてバンドでどんな曲を?という疑問が交錯する今夜であった。