今シーズンはことのほか暖冬である。
寒い日はないこともないが、とにかく雪が降らない。
降らない地域である当地でも、お決まりのように年3回は降るのに、まだ初雪のニュースはない。
地元も平野部に雪はなく、山間部にも少ない。
冬季国体は雪をかき集めてでも開催したいようだ。
私のような無名の人間でも、近年の気候は変だなとは感じる。
全て人間が原因とは思っていないが、小さい頃とは確かに違う。
ただ漠然とだが、地球の変化の時期に差しかかっているのでは?くらいのことしか言えない。
話は飛ぶが、まだ小さい頃、石油はあと40年でなくなると言われていた。
その40年が経った今、石油はまだなくならず、相変わらずあと40年でなくなるとの説が出回っている。
ちまたで語られている環境問題がどこまで本当なのかは考えだすとキリがない。
環境問題をうまくビジネスに取り込んで富を得るのはいいとして、環境を旗印に実力行使をするとか国際会議の場で大人をにらみつけるとかの原理主義的な人間までいくと、うさんくささ全開でナンダカナーという気にもなる。
人間がすべきは、気候の変化を押さえつけることではなく、変化からどう人間社会を守るか考えることである。
地球上の一生物に過ぎない人間が地球にできることはわずかである。