前回のエントリーが2月7日、この日は本欄を開設してから18年という日であった。
18年という長い時間だが、毎日の更新を自身に「課した」わけでもなく、書きたい時書ける時にはどんどん更新、逆に体を悪くしたりすれば書きたい気にもならず数か月も更新せずで、あくまで自分のペースで続け閉鎖だけはせず維持してきた結果に過ぎない。
この期間は自分ごとながらいろいろなことがあり、今も決して安定とは程遠いいろいろを経ながら年齢ばかりを重ねているといったところである。
さて、先の年末年始を思いがけず無職で過ごすこととなったが年初一番から動き出して1月の下旬からは新しい環境に身を置くことができた。
中年の就活が一社で終わったことは幸運の一言で、いわゆるカレンダー通りの休日という願ってもない条件、また一般の会社よりやや遅めのスタートのため通勤時の渋滞とも無縁、仕事内容もそれほど難しいものではない。
比較しては何だが前職よりは体はいたってラクで、仕事が特定の時間帯に集中してしまう構造的な問題と古株のウザがらみ以外は不満のない場所である。
これまでの私は良くも悪くも仕事となると「やり込む」傾向があり、時に周囲のペースに合わなかったり、ひどい時にはキャパオーバーして燃え尽きたりなどおよそ職場という場所でいい思いをしたことがほとんどない。
だから今の環境は仕事の中身よりも休みの多さと通勤のしやすさという甚だ自分本位な要素で選んだ。
もともと幼少のころからクラスや部活動などの集団生活に合わず、社会に出てもそれは変わらないままここまで来て今さらそれが変わるとも思えない。
会社員、もっと言えば働くことそのもの、さらに言えば「多くの人間の中で生きていくことへの不向き」を感じているからこそ、会社にいる日数はなるべく少ないほうがいい。
実のところ特定の曜日以外はやたらに待ち時間が多くて退屈なくらいなのだが、仕事をすることそのものが私にとっては不向きでありストレスなのだから、動いている時間が短いことは率直に「オイシイ」ので特に不満には感じない。
そうは言ってもいちおうは仕事なので覚えるべきことは覚えなければいけない。
もともとが仕事に向いていない人間だからと言って毎日ダメダメな状態ではお試し期間で捨てられる。
得意不得意が特に激しいタイプでもあるから、不得意なところは人並み程度でOKとし、得意なところを伸ばすほうにフォーカスしていけたら毎日も少しは気がラクだろう。
もうすぐ人員の補充もあると聞いているので、ウザい古株は適当にあしらいつつ新しいメンバーとは「ほぼ同期」として協力してやっていきたい。