blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

トライネイションズ

2007-07-21 21:42:10 | 日記
夕方にCS放送でラグビーのトライネイションズが放映されていた。
トライネイションズとは、南半球の強豪3チーム(ニュージーランド・オーストラリア・南アフリカ)の対抗戦で、私が見たのはニュージーランド対オーストラリアだった。
ちょうど今年の最終戦で優勝がかかっていたこともあり、前半は拮抗した展開だったが、後半はNZが底力を発揮し26-12でオーストラリアを破った。

世界的に見れば、近年は南半球のほうが明らかにレベルは高い。
今年はフランスでW杯もあるが、これまでの5回の歴史の中で北半球のチームの優勝は前回2003年大会のイングランドしかない。
つまり、私が今日見た試合は世界の最高レベルということにもなる。

私は経験者ではないので細かいことは分からないのだが、雨模様のコンディションということもあり、得点のほとんどはキックによるものであった。
しかしたとえ晴天でも、力が接近したチームどうしでは、なかなかトライによる得点は望みづらい。
そんなときにはやはりキッカーの活躍の場が多くなるのだが、世界最高レベルのキッカーは角度や距離に関係なくほとんどのキックを決めてくる。
オーストラリアのほうが残念ながら反則が多く、ニュージーランドがペナルティーゴールのチャンスをより多く生かしたという試合となった。

通常のプレーを見ていてもつまらないミスが本当に少なく、むやみに流れが途切れないので見ていて楽しい。
勝敗やひいきを超えて、いいものを見せてもらったという感じだ。

現地に派遣されていた日本人解説者の話では、勝敗の行方がお互い見えた時点でW杯に向けた「調整」に入っていたとの指摘があった。
9月の初めから始まるW杯がやはり代表チームにとっては「本番」であるということだろう。
CSのJ-SPORTSで全試合を放映してくれるので、機会があったら観戦してみたい。

W杯には日本も出るのだが、あのレベルのチームとは相当差があるのは事実だろう。
予選の同組にフィジーやカナダといったチームもいるが、簡単に勝てる相手でもない。
日本チームはもちろん応援はするが、過度な期待は抱かないほうがいいと思う。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« チキンカツぅ? | トップ | 古いものでも・・・。 »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事