blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

アナログ派?デジタル派?

2007-12-03 21:26:20 | 日記
今は2007年だが、2011年に向けた「地デジ」のPRは毎日のように見る。
こんなに前から宣伝しなくてはいけないのは、ほとんど全ての家庭でTVの買い替えを余儀なくされるからである。
デジタル化に伴うメリットは盛んに放送されるのだが、いわゆる低所得者層への支援策などはまだ不透明なままだ。

私の部屋のTVもまだアナログである。
側面を見ると97年製と書いてあるから、もう10年選手ということになる。
最近、地上波の映りが悪くなって、NHK教育あたりはほとんど判別できない。
原因が分からないが、スカパーはきちんと映る。
TVそのものの「寿命」ということではないようだ。
アパートのアンテナが悪いのかもしれない。
何だかんだ言っても地上波の番組には速報性があるので、全く見ないというわけにはいかないから悩ましい。

デジタル技術の進歩により、昔からするといろんなものが便利になった。
写真は、枚数をほぼ気にせず撮れ、失敗したら消せる。
音楽は、よほど扱いが粗雑でない限り、ノイズのないきれいな音で聴くことができる。
日常のやりとりも、メールでしゃんしゃんと済ますことが出来る。
旅行やコンサートチケットの予約も、PCやケイタイから自由自在だ。

反面、デジタルの世界では白黒がハッキリしすぎて「あいまい」なところがない。
道具としてデジタルを利用するのはいいが、思考までデジタル化ということになると何のための人間かということになる。

私自身はどちらかと言えばアナログに寄った人間である。
今の時代、ネットでスイスイやってしまえることもあえて面倒な方法でやりたいと思う。
旅行のチケットは仕事場の近くの代理店に行って取るし、本が店頭になければ「注文」という極めて古典的な方法を使う。

ITの世の中にあっても、年賀状だけはなかなかすたれることはないのはどういうことか。
全てがデジタルに支配されることに、人間は無意識のうちに抵抗しているのかもしれない。

もっとも、デジタル的手法を積極的に取り入れられないのは、ほとんどの取引がクレジット決済ということも大きい。
アナログというより「古い」と言われそうだが、「後から支払が来る」というのは何となく気持ちが悪いのである。
そんなものを気にしなくてもいい身分になりたいと思うのだが・・・。
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