毎月最終日はその月を振り返る。
長い盆休みもあったし、それ以外があまりにバタバタと過ぎたこともあってアッという間に終わっていく印象である。
せっかくのパリ五輪もじっくりとは見ることができず気が付いたころには閉会式となっていた。
我が現場は全員集合してようやく普通に回る感じだが病欠者がいるためそれは当面かないそうにないし、1名は実質別現場の担当になっていて本現場の人数として計算できない。
加えて最近復帰した某ベテラン氏はフルタイムからパートタイムに変わってしまったから戦力としてはやや落ちる。
さらに私の担当は日中は他から切り離されていて助けにはとてもではないが入れないし、夕方以降が手すきになる日もマチマチでやはり本現場の入出荷担当としては計算されない。
となると日中の入出荷に対応するのは以前との比較で「全員から3.5名くらいを引いた人数」となり、そのわずかなアタマカズで少なくとも私が来てからは最大量の出荷をこなす日々が8月はずっと続いたのである。
全員そろっても10名にならない現場でマイナス3.5は大きすぎる上に、日々の段取りや収納場所のやり繰りは若きリーダー氏が一手に引き受けていて、他のメンバーは指示に従うだけでリーダー氏を補佐するまでのレベルにないためリーダー氏がつぶれてしまわないか心配になるほどである。
もはや壊れている機械を壊れていると知りつつ無理やり動かしながら仕事をしているような状態で、これでは組織としていずれ破綻する。
人員の補充などなど経営サイドで考えていることももちろんあるだろう。
私は自分の担当がもちろん優先で入出荷には時間があれば手伝いに入る程度しかできない立場だから、月が変わって物量が落ち着いてくれることを祈るのみである。
個人的には久しぶりにお酒を飲む機会があった。
お盆前には会社の面々と魚津で、お盆中には単独で富山市内に出てそれぞれ楽しんだ。
それぞれの機会で収穫はあったのでそれを糧にお盆明けから日常の仕事に取り組むことができた。
家でひとり飲みをしたところで眠くなるだけで楽しくない。
お酒そのものが好きというより「お酒の場」とでも言うのか周りの雰囲気があって飲むタイプなので毎日飲酒することはない。
たまにガツンと飲んで体がびっくりしないかとも思うがそうならないのでつくづく便利な体になっているものだ。
全く飲めない家系なのに私だけなぜか飲める体に産んでくれた両親には感謝したい。(?)
8月は3か月ごとの定期検診があって、お休みをいただいて行ってきた。
数値的なものはずっと安定していて既に病気と言えるレベルにはないがなぜか通院をやめろとは言われないので3か月後にはまた病院に行くことになる。
それでも一時は命の危険すらあった私を助けてくれた担当医は文字通りの命の恩人なので文句を言うことなく付いていきたい。
体の好調さは、今の担当が以前よりかなりストレスが少ないのが大きい。
他とはほぼ隔絶されて自分のペースで進められるし休憩や昼食のタイミングも自分で決められる。
以前は休憩や昼食のタイミングはリーダー氏の指示を受けていたがそれがなくなったのは大きい。
8月中に今の現場での一周年を迎えて、これから長く続けていけそうな環境が整ってきた。
幸い親しく話せる人も増えてきたことだし、体が続く限りは日々ベストを尽くして担当を全うしていきたいと思う。