blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

考えない人へ

2016-05-10 20:22:23 | 日記
先の日曜、夕方に食事に出たお店は、某駅のいわゆるエキナカの一角にある。
飲食店がほとんどだが、300円ショップや書店、某有名コーヒーチェーンの店舗などが入っている。
エキナカではなく、エキチカをもう少し探検してみたい気もするが、まだまだ情報が少ないのでこのあたりは徐々にあせらずいきたい。

さて、そのエキナカにあった書店には、ホロ酔いの状態で立ち寄った。
ストレス社会と言われて久しい現代、気持ちのコントロールは誰にとっても重要だろう。
心の癒しや物事の考え方に関する本が、最近はわりあい目立つところに置かれている。
その中で、時期的なものか「五月病対策に」と手書きされたポップの下に、あるお坊さんが書いたと思われる、その名も「考えない技術」という本があった。
さしあたりほしい本があったのでそちらを優先して購入、お坊さんの本は断念したが、何かと考えすぎていらぬ悩みを抱えやすい人間にとっては、そういう技術も必要なのかなとは思う。
あれこれ勝手に変なことや悪いことを想像してみたところで、それが生活の中で現実になることはほとんどない。
起こらないことを考えたところで体にいいことがあるわけではない。

大型連休が明けてまだ2日だが、全体には順調に滑り出すことができている。
連休中にも書いたように、他人は他人、長い連休をはさんだところでウルサイ人が物静かになるとか、ズウズウしい人が謙虚になるとか、そんなことはありえない。
目に見えていることは見えているまま受け止め、自分で勝手に曲解や邪推をしてイライラすることのないように努めたい。
仕事は毎日であり、特に希望しなければ相当の期間は当地で過ごすことになる以上、自分自身がなるべく日々を穏やかな心持ちでいることができるに越したことはない。

幸いにして、周囲を過度に警戒するような感覚は時間とともに薄れてきた。
仕事と関係のないたわいのない話にも参加できるようになってきた。
乗っていけそうな話題には遠慮しないで入っていっていい。
仕事を離れたムダ話のほうが、コミュニケーションを深めるという観点では仕事そのものの話よりもむしろ大切ではないかとも思う。
暑い寒いの話もできなくて、大事な相談ごとなどできるはずがない。

これまでは、ややもすると考えすぎることでムダな労力を使ってきたのかもしれない。
買ってもいない本に刺激を受けた格好だが、今後はなるべく「考えない」生活にもっていきたいと思う。
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