blog Donbiki-Style

筆者:どんびき(地域によりカエルの意)

3月といえば

2010-03-07 20:53:58 | 日記
ここのところ寒さが戻って陽射しも少ない。
3月となると私にとっては花粉症の季節だが、今のところは楽である。
楽とはいっても兆しはあるが、まだ大爆発までにはいっていない。
前もって治療を受けるという手もあると思いながら、毎年ずるずると3月を迎えてしまう。
皮膚にも長年アレルギーを抱えているから、いずれ根本的に処置する必要があるとは思っているのだが。

今月はとにかく身の振り場所を早く決めないといけない。
進行中の話は、先様の都合もあり思ったより待たされているが、ナーバスになっても仕方がない。
とにかく、細々とでも、自分ひとりでしっかり回していかないといけない。
財政面が解決すれば、今の私はとりあえず万々歳だ。
とにかく普通に働いて、普通に過ごせればそれでよい。
世間的な幸せは、そのあとで考えればよい。

同じような悩みを抱えている人は私ひとりではない。
今は困難な状況にあっても、逃げてしまっては、あきらめてしまっては終わりだ。
生きたくても生きられない人もたくさんいる。
多少性格は変わっているかもしれないが、基本的には健康体である私が人生を簡単に放棄することはできない。
手前勝手に孤独感を深めて思慮の浅い行動に出ることがないよう、しっかりと戒めて過ごしていきたい。

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休日分散案に思う

2010-03-04 20:49:52 | 日記
国土交通省では現在、春秋の大型連休を「地域別」とする計画を発表して話し合いを続けている。
テレビでは、旅行業界が歓迎していることや、一般レベルでも「混雑の分散」を理由にして賛成する人の意見が「気持ち多めに」放送されている。

私はこれを見たときに「エッ!」と思った。
私が住む北陸地方(どこと同じにされるのかは知らない)が休むべき日に、東京や北海道では働いているというのは実際どうなのか。
市町村の役所ならともかく、民間ならどんな規模であれ自社の所在地とは違う地方との取引はある。
顧客対応ということになると、結局は休むべきところを休めない場面が増えるだろうことは小学生でも想像できる。
すでに業種によってはカレンダー上の休日などどうでもよくなっているとはいうものの、多数派とまでは言えず、かなり混乱するのは必至だろう。
各企業に任されることではあるが、労働時間の不当な増加につながってしまう危険もある。
休むことが何となく後ろめたいという風潮がまだ残る日本では、個別の企業で休みを取りやすい環境を考えるほうが先だろうと思う。

大型連休や年末年始、あるいはお盆あたりに繰り広げられる「民族大移動」は、当事者にすれば大変だが、遠く離れた家族や親戚の顔が見られる貴重な機会でもある。
混雑するのは分かっていても、その時しかないからという人も多い。
もし大型連休が分散したら、離れた家族どうしでは予定が合わないこともあるだろう。

Uターンラッシュでスシ詰めの列車から出てきた小さな子供さんが「おじいちゃんに会った」とか「どこどこへ行って楽しかった」と言っているインタビューがあるが、こういう場面で「季節を感じる」ことも多い。
もしこの政策が実現してしまえば、「季節の風物詩」的なものにずいぶん鈍感な国民が増えてしまうかもしれない。

この政策の作業チームは国土交通省の管轄だから責任者は前原大臣ということになるが、作業チームの座長が副大臣である辻元清美議員(社民党)というところに「ウラ」があるのではないか。
「休日の分散→混雑の分散」という表の側面以上に、この政策には「祝日・祭日の意義」をウヤムヤにしてしまおうという意図がプンプンする。
自らを「国を壊す」と書いて「国壊議員」と公言した同議員の考えそうなことだ。

今回の休日分散案は、あれほど民主党がこだわっているマニフェストには一言ものっていない。
これは、外国人参政権、夫婦別姓法案あたりも同じだが、数に任せて押し通そうとするのなら「騙し」以外の何物でもない。

現政権がここ最近やろうと言い出している政策は、いずれも日本人が「一つにまとまる」ことを嫌がっているようにしか思えない。
「地域主権」というのも本来危険な発想であって、本来目指すべきは「地方分権」という表現のものがふさわしい。
地域レベルで主権があるとなると、外交や安全保障、教育まですべてバラバラでもいいことになってしまう。
現政権が列挙する一見合理的な政策の背後には「日本バラバラ」の思惑が巧妙に隠されているので十分注意しなければならない。

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