鯖の塩焼き ～アレルギー反応は恐ろしく～

我が家の食物的弱点は、家族の大半が青魚アレルギーだということだ。しかし、ある年齢に達するまでは普通に大好物で食べられていたことが不思議なことでもある。若い頃の美味しかった記憶をたどり、恐る恐る食べてみると、リバースするもの蕁麻疹を発症するものなど、症状はさまざまだが深刻なものが無いだけ幸運と考えるべきか？





一方、昔も今も普通に鰯や鯖を美味しく食べられるワシは、青魚系が大好きで無性に「鯖の塩焼き」が食べたくなる。最近のサバを買ってくれば、小さめのものが多く、ひと切れというよりも半身がちょうど良い感じのボリュウムで、火が通りやすいように肉厚部分に包丁を入れておくと無難に火が通りそうだ。





サバに塩をしてロースターに乗っければ、最近の魚焼きコンロは失敗が無いというか、良い感じに焼きあがるとピーピーと知らせてくれるのでありがたい。大根おろしとレモンを付け合わせ、やや追い醤油をしてやると、美味しさが増すような気がした。我が家のアレルギー情勢は更に進行し、ハマチ・サワラなども駄目になったようで、アゴ出汁もＮＧとなるようにドンドン影響力を強くしている。最後に長浜の郷土料理「鯖そうめん」を画像でご紹介。



そう言えば、友人なんて蕎麦アレルギーで、わずかな蕎麦粉を使ったクッキーを誤って食べた日にゃ〜、目の周囲が腫れて呼吸困難になって「死」の一歩手前まで反応する人もおられる。さらに我が家のアレルギー情勢は重度なものには及ばないが、持って生まれた体質とは上手に付き合っていけるかが勝負だろう。

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