■炎のクリエイター日記

美味しいもの・史跡が持つ歴史のご紹介。お料理はプロ・自作を問わず鮮明な画像で、どんな素材も関西仕立てにクリエイトします。

渋柿と黄ゆず ~今年は不作だった愛宕柿の吊るし作業~

2024年12月04日 15時00分05秒 | 風物詩
愛宕柿の収穫時期は11月下旬~12月上旬で、柿の中でも最も遅くに収穫される晩生種で、貯蔵性がよい特徴を持っているので来年の2月あたりまで出まわる。今年は天候不順やカメムシ大量発生は自然界の悪戯だが、花が咲く年には養分をそちらに使い切るため、果実が不作となるのは生物的な一面もある。


▲消毒はマメに焼酎を霧吹く

最近はあてにならないが、お爺が言ってた知恵袋のひとつに「柿が豊作な年はドカ雪になる」と言う云い伝えがある。今年は柿が不作と聞くし、実際の価格も例年に比べてお高くなっているので、ウラを返せば柿が不作ならば暖冬になって、雪が少なくなると言う理屈だ。奈良では干し柿とは呼ばず、吊るし柿と呼んでいる。


▲吊るす作業は深夜に粛々と行われた

渋柿は、編んだ紐に引っ掛けていくために、枝がT字型に収穫されている。皮を綺麗に剥いて、熟し加減が進んでいる柿は、尖った先っちょの皮は剥かないで残してやることで、芯が落ちることを防げる。しかし今回のブツは、シッカリしているので全皮を剥き切っていくが、吊るす直前に熱湯にポチャンと浸けて殺菌作業をする。


▲柿と柿がくっつかないように

▲消毒は2日に一回で奇麗に仕上がる(去年)

吊るし終えれば、霧吹き機で今年も焼酎をぶっ掛ける。これを実行して直射日光を避けると、白い粉が吹いたり、黒いカビが生えたりしないので、ここ3年はシッカリ処理している。去年の奇麗な吊るし柿を画像(上の写真)でご紹介。昨日に友人が、黄ゆずを収穫して持って来てくれたので、今日・明日に黄ゆず胡椒・ゆず果汁づくりを余儀なくされたのは有り難いことだ。自然と触れ合うことで花鳥風月を満喫した感じた。


▲▼黄ゆずは2年に一回の隔年結実だと聞く








‥‥‥‥‥<切り取り線>‥‥‥‥‥


ご訪問して頂きありがとうです。
どなたさまもお気軽にコメント戴けると嬉しいです。
酔っ払いが「iPhone15 Pro」と「CANONカメラ」で撮影。
日本ブログ村「こだわり料理部門」に参戦しております。



バナーをクリック🎵して頂くと感謝です。
にほんブログ村 料理ブログ こだわり料理へ
にほんブログ村



ブログの更新は3日連続UPして、1日お休みのローテーションで調整しています。URLの不明な方はお邪魔する都合上お知らせ頂けたら幸いです。

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天ぷら蕎麦 ~お供には、お... | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (sinjyusai)
2024-12-04 15:31:35
こんにちは。

吊るし柿といえば白い粉が付てますが

全く無いですね

綺麗です

黄柚子も綺麗ですね
香りが良いでしょう?お風呂に何個か入れたいですね
返信する
Unknown (suisuimedaka)
2024-12-04 17:03:50
ご自分で作られるんですか😨
綺麗な吊るし柿😍
昔一度だけ作ったことありますが・・カビでしまいました😮‍💨
返信する
Unknown (おおばかめぐみ)
2024-12-04 22:31:21
こんばんは。

今年は、柿が不作みたいですが、奥様の実家でたくさんもらったのでここ20年ぐらいで一番柿を食べてます😀
ラコちゃんにも初めてあげたんですが、かなり好きみたいです。

ゆず果汁でビタミンCたくさんとって風邪予防ですね。
返信する
Unknown (copelonmaru)
2024-12-04 22:50:12
こんばんは

いろんな食べ物と接しながら、季節の移ろいを感じるのって素敵ですねー!

いいと思いますけど、どれ1つできません
(; ・`д・´)

いつも、ありがとうございます。
返信する

コメントを投稿

風物詩」カテゴリの最新記事