倉敷の硬派日本酒「出意冷」と、身近なお酒。

数年前に倉敷を訪れた。その地は江戸時代から徳川幕府の直轄地域で、要は幕府の「蔵」にあたる地域なのだ。だから「倉敷」で、瀬戸内から無数の堀が広がっていて、回船問屋が物品を納める仕組みになっているようだった。その中でも一際目を引いたのは「地酒の井筒屋さん」で、更に突っ込んでいくと日本酒の「出意冷（でいれい）」に尽きる。



さてこのお酒・・・・・日本酒度《＋15》の超辛口の純米吟醸原酒で、すっきりサラリとした辛口が魅力。とても飲みやすいが思いっきり極辛口で、硬派な日本酒ファンには、最高の逸品なのだ。何が不思議かと言うと、一升瓶販売は無く５合瓶（普通の酒屋は４合瓶）販売のみで、ＰＣで「給料日に振り込むので、その後に発送してください」と注文をすると、給料日前に到着する現実。



これも、お酒の面ではクリア？・・・・そんなワシの誠実なお付き合いの成せる技なのか・・・・いえいえ、井筒屋さんの懐の深さか？　「鶏生肝」でやってみたが、生肝専用にこさえてあるかのような雰囲気で、肴を引き立てるような味わいであった。ワシの中では、美味しいお酒の「３本の指」に入る名酒としてお気に入りなのだ。



あと、この行きつけの焼き鳥屋さんには「山崎仕込み水」と言って、瓶のなかでウヰスキー山崎の水割りが完成している商品がある。これは、既に水の美味しい「山崎の仕込み水」で割ってあるため、冷やしてグラスに氷を入れて注ぐだけ。それと「赤ワイン」も美味しいのがあるので、「じゃがバター」と「地鶏のチーズ焼き」で楽しんだ。

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今回は「CANON IXY」での撮影です。
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地鶏を焼き台で炙りながら、上からはバーナーで更に炙って行く「地鶏のタタキ」も捨て難いのだ。

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