酢鶏（すどり） ～豚肉と鶏肉のトレード問題～

北海道の道南地方では「焼き鳥は豚肉さぁ～」みたいな訳の分らない発言をする方もおられると言う。そんな地域では、鶏肉で作る場合は「鶏肉の焼き鳥」と、おことわり的なメニュー名となるのがおもしろい。今回に限っては、その逆をいくパターンを紹介したいのだが、簡単に言えば酢豚の豚肉天麩羅を「鶏肉天麩羅」に代えるだけなのだが、必然的に料理名は「酢鶏（すどり）」と呼ばざるを得ないが、道南流で言えば「鶏肉の酢豚」と呼ぶのが筋だろう。





食材が鶏肉の「酢鶏」は、豚肉よりお安く入手できるため、経済的にも節約になるので「節約・栄養・簡単」と三つの要素となるだろう。作り方は「酢豚」と同じく鶏に下味をつけ、天麩羅粉・片栗粉の半々をまぶして揚げるという手際で、ズッキーニ・玉ねぎ・ニンジン・パプリカなどの野菜をふんだんに使って、野菜エキスたっぷりのなか甘酢餡かけに仕上げていく。



三要素の「簡単」という点は、前述で天麩羅と表現したが、スーパーの惣菜コーナーで「鶏のから揚げ」を買い求めてもＯＫで、そんな省エネコースだと大幅に手間を短縮できるところから最後に「簡単」とした。更にすぶたの素なるものもあるので簡単要素は加速するので、超忙しい方でも台所に立ってみようかとなるかも知れない。

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今回は「CANON IXY」での撮影です。
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