私を知る

自覚を中心に悟りのヒントを書いています。自覚とは「私」に意識を向け、一切は「私」の考えであることを自覚していくことです。

知ることについて

2013年12月16日 10時06分06秒 | 悟り
◇知ることについて◇

知りたいという欲求は、私という存在を支える深い衝動の一つであり、私たちはしばしばその衝動に翻弄されるため、注意しなければなりません。
最初は「知りたい」という単純な衝動だったものが、いつの間にか、「知らなければならない」や「知る必要がある」という考えを掴むようになり、果ては「私はこれだけのことを知っている」という考えを掴むようになります。
こうなると大変です。

知ることや、知っていることに過剰な価値を置かないでください。
知っていることと知らないことの間に本質的な違いはありません。
知っていることも知らないことも考えですから、両者は考えの違いだけなのです。
知っている人と、知らない人との違いは、その人が選択している考えの違いだけなのです。
要するに、どっちでもいいのです。

仮にあなたが、この世のことを詳細に知り得たとしましょう。
しかし、そうやってこの世の詳細を知ったとしてそれが何になるのでしょう。
それを知っても何にもなりません。
そこには、この世の詳細を知ったというあなたが選択した考えがあるだけです。


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読んで頂いてありがとうございました。

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2 コメント

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Re:耳が痛いです (慧空)
2013-12-17 14:52:36
>般若さんへ
お久しぶりです(ですよね? 笑)。
こちらこそ、読んで頂いて、その上有り難いコメントまで頂いてありがとうございます。
私も般若さんと同じですよ~(^o^)
私も先週気がついたばっかりですから(^o^)
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耳が痛いです (般若)
2013-12-17 12:53:02
こんにちは。

そうですよね。。。。。
特にスピ関係のことでありました。
知ったことに対して感動が深いと、
あの人にも教えなきゃ!!ってなってしまい、
相手がうるさがるとがっかりしてしまい、
がっかりだけならまだしも、
「教えてあげたのに!!」って怒ったりする。。。。。
挙句の果てに
「理解できないの?感動しないの?
あなたは頭が悪いの?」とバカにしたりする。。

これを繰り返しちゃってた泣
これじゃ嫌われたって当然なのに、
嫌われてない。。奇跡??


私は今、ようやく、
相手には相手の自由がある、ということを
認めてきています。
教えなくても大丈夫だし、
無理に押し付けなくても大丈夫なのに、
随分と過激なことをやってきました。

読めて良かったです。
私自身も自由になれると思います。

有難うございました。
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