「生まれ変わったら貝になりたい」とか「風になりたい」とか現実離れしたことを
言っておりましたが、
昨日の『仁ーJIN-』の再放送での 花魁(おいらん)の野風(のかぜ)のセリフには
驚きました。
「あちきは雪になりとうございます。雪ならば、いつでも南方先生の肩に舞い降りることが
できますから」と。
いたーーー!ここに居ましたか、同志よ
野風は花魁、どんなに慕っても自分の意思での恋愛はご法度なのでありんす。
不本意な見受け話も断ることの許されない身の上。
それが廓の掟。
野風のどこまでも不自由で悲しい役どころは置いといて
私の心はすっかり野風にやられてしまいました。
華やかな野風の なんと控えめで切ない願いでしょう。ああ、雪とは!なんと美しい!
なりましょう。
なりましょうよ。
あなたは雪に 私は風に。
なりましょう、一緒に。
ふたりで自然現象になりましょう。
それもいいではないですか。
あなたは真白な雪になって仁先生の肩に舞い降りて、私は優しいそよ風になって
大地を駆けめぐるのです。
もしかしたら つむじ風になっちゃうかもだけど。
そしていつの日かアラスカあたりでコラボしましょう。
雪と風の祭典。
吹きすさぶ雪と風の世界。
でも、よく考えると なんだかちょっと暗くて怖いです。
あんまりいい感じではありません。
つーか、狂気
やりすぎて、誰かに迷惑かけたらどうするの。
誰が責任とるの?
やっぱり風になるのは・・・・保留にします。